要請番号(JL42418A08)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業貿易省
2)配属機関名(日本語)
NGO ヨルダン王立植物園
NGO
3)任地( テル・アッルマーン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
Royal Botanic Garden(RBG)は、2005年に創設されたNGOで、アンマン郊外に180haにわたる園を有している。園は300mの高低差と様々な種類の土壌によって、ヨルダンの野生植物の多くが生育できる環境を整えている。RBGは、野生植物の増殖や生息地の回復、ヨルダン全土の野生植物の調査などにより、国内の植物相と生物多様性を保護することをミッションとしている。マスタープランに基づき2016年の開園を目指してきたが、予算等の問題もあり、開園にはしばらく時間を要する見込みである。2013年7月から3年間写真JVが派遣され、野生植物の撮影とそのデータベース化、樹木図鑑の制作を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上述の通り、RBGでは、調査、記録、保護に関する活動を進めながら、開園を目指して園内の整備を行っている。園内では既に、多年生、一年生の多くの植物が生育しており、オークの木の生育地を復元したり、育苗担当者(米国人)が、様々な野生植物の苗木を室温管理されたハウスと外の庭で管理するなどして、園内の植物を維持・管理している。ボランティアには、マスタープランの設計と必要項目に沿いつつ、自然環境の保護、野生植物の観察・育成といった様々な観点から、園の維持及び植物展示を支援することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.植樹、植え替え、灌漑、肥料、根覆い、水やり、除草、剪定、ラベリング等を調整・実施する。
2.季節の植物がハイライトされるよう、年間を通して展示を調整する。
3.与えられた資源を活用しながら、植物園の通年と季節毎のワークプログラムを、効果的方法で開発・実行する。
4.植物の生育状況や健康状態をモニターし記録する。また、データベースの更新を補助する。
5.世界レベルの植物園開発に必要な園芸手法ついて、スタッフへの助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・ダイレクター:男性 40代/英語ネイティブレベル
・主に活動を共にする同僚
育苗担当マネージャー:男性 20代/米国人
植物学者: 男性 30代/英語堪能
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:男性CPと行動する事が多いため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。