要請番号(JL42418A11)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局 UNRWA女性プログラムセンター
3)任地( ジェラシュ・スフ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のパレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督・調整を行っている行政機関である。国際機関である国連難民救済事業機関(UNRWA)は実施機関として、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている。UNRWAが所管する女性プログラムセンター(WPC)では、女性の自立を支援する技能訓練、青少年対象の教育・啓発活動などの支援や保育所、幼稚園を運営している。1967年に設置された難民居住地(登録難民数19千人)のWPCが活動拠点となる。JICAはDPA経由でUNRWAが運営する学校にボランティアを派遣している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
UNRWAの難民に対するサービス提供のための予算は年々減少傾向にあり、恒常的な予算不足による社会サービスが以前と比較して低下してきている。このためUNRWAでは、難民キャンプのコミュニティが持つ社会資本を活用して問題解決をコミュニティ中心で図る草の根レベルの活動に取り組んでいる。その一つがWPCである。WPCでは独立採算運営を目指して、保育園・幼稚園の運営、縫製・手工芸・美容などの技能研修を提供し、これらの収益金を運営費に充てているが十分ではない。少ない予算で限られたスタッフとコミュニティ・ボランティアにより運営管理され、活動がマンネリ化し、さらに年間を通じた活動プログラムを提供できるまでに至っていない。青少年を対象とした活動に従事するスタッフやコミュニティ・ボランティアのスキルアップを図りつつ、活動内容改善のためのアイデア提供や助言のできるボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. WPCスタッフと協力して、新規活動プログラム立案に向けたニーズ調査を実施する。
2. 調査結果に基づき、活動計画の立案・実行・評価を通じてスタッフやコミュニティ・ボランティアのスキルアップを図る。
3. できれば、他のボランティアと協働し、サマーキャンプ等のイベントを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。ノートパソコンを持参した方が良い。
4)配属先同僚及び活動対象者
WPC主任(女性・大卒・40代)
ソーシャルワーカー 1名(女性・大卒・30代)
幼稚園教諭 1名(女性・大卒・30代、児童数28名)
保育士 2名(女性・大卒・20-30代、児童数20名)
WPCに来る児童・生徒、家族等
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性センターで活動するため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・青少年を対象とした活動の経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)