要請番号(JL42418A14)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局
3)任地( ジェラシュ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のパレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督・調整を行っている行政機関である。国際機関である国連難民救済事業機関(UNRWA)は実施機関として、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている。JICAはDPA経由でUNRWAにボランティアを派遣しており、彼らは難民居住地域や市内に点在するUNRWAが運営する学校(約170校)で活動している。予定される配属校はガザからの避難民居住地域の中にある。2018年2月時点では、美術、音楽、体育のボランティア計6名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダン国内のパレスチナ難民の小中学校は、慢性的な予算不足により学校教育は進学試験の対象である主要科目に重点を置かざるを得ず、音楽は専任教員数が絶対的に不足して授業自体が実施されていない学校が多い。一方、2014年から低学年に対して週1回の音楽授業が必修となり小学校教員に音楽教授法について研修が行われている。しかし、理論重視の研修のため教員の意欲や経験・技能不足とあいまって授業が適切に行われていない。JVはUNRWAの学校で現地教員が担当する音楽授業を補佐するとともに、授業改善のためのアイデアの提供や助言を行う。また、校内音楽会等を企画・開催して、家族や地域住民の音楽教育についての理解促進を図る。グループ活動は、他の音楽JVと協力して、教員対象のワークショップや、複数校の生徒が参加する合同音楽会を企画・実施して、現地教員の技能や指導法の向上を図るとともに、生徒の健全な情操育成を促進する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教員のアシスタント教師として、音楽の授業を補佐しながら指導スキルの向上を目指す。
2.校内音楽会などのイベントを通じて、関係者に対して音楽教育の理解促進を図る。
3.配属校での活動に余裕があれば、他の音楽JVやUNRWA関係者と協力してワークショップや音楽会などのイベントを開催する。
4.可能な範囲でUNRWAの学校で活動する他分野(体育、美術)JVが実施する、運動会や展覧会などのイベントを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
楽器は特になし。ノートパソコンを持参した方が良い。
4)配属先同僚及び活動対象者
UNRWA教科主任(女性・大卒・50代)
学校:低学年教師(女性・大卒・30-40代)
女性生徒(1-10年生:日本の小学校から中学校に相当)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))
(小学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:女子校で指導するため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験ある教師を補佐するため
[参考情報]:
・小学校低学年での音楽指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)