要請番号(JL42418A23)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のパレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督・調整を行っている行政機関である。国際機関である国連難民救済事業機関(UNRWA)は実施機関として、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている。JICAはDPA経由でUNRWAにボランティアを派遣しており、彼らは難民居住地域や市内に点在するUNRWAが運営する学校(約170校)で活動している。予定される配属校は南アンマンのパレスチナ難民が集住する地域の中にある。2018年2月時点では、美術、音楽、体育のボランティア計6名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダン国内のパレスチナ難民のための小中学校では、慢性的な予算不足により、進学試験の対象となっている主要科目に重点を置かざるを得ず、体育は専任教員数も不足して、授業自体が実施されていない学校もある。また、専任教員が配置されている学校でも施設・用具が不十分であったり、教員の意欲や技能の不足により、授業が適切に行われていないところも多い。授業はサッカーとバスケットに偏る傾向がある。青年海外協力隊(JV)はUNRWAの学校で現地教員が担当している体育授業を補佐するとともに、授業内容改善のためのアイデア提供や助言JVを行う。また、グループ活動として、他校で活動する体育JVと協力して、教員を対象としたワークショップの開催や、複数校の生徒が参加するスポーツ大会の企画・実施を通じて、現地教員の技能や指導法の向上を図るとともに、生徒の健全な情操育成を促進する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教員のアシスタント教師として、体育の授業を補佐しながら指導スキルの向上を目指す。
2.球技以外の授業教材を紹介し授業内容の多様化を目指す。
3.校内運動会などのイベントを通じて、関係者に対して体育教育の理解促進を図る。
4.他の体育隊員やUNRWA関係者と協力してワークショップやスポーツ大会を企画・実施する。
5.可能な範囲で.UNRWAの学校で活動する他分野(音楽、美術)隊員が実施する、音楽会や展覧会などのイベントを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
運動場、ボール
4)配属先同僚及び活動対象者
UNRWA教科主任(男性・大卒・40代)
学校:教師(男性・大卒・40代)
男子生徒(1-10年生)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:男子校で活動するため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験ある教師と活動するため
[参考情報]:
・小学校低学年での体育指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)