要請番号(JL42418A27)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ジェラシュ教育局
3)任地( ジェラシュ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の教育局ではジェラシュ地区の小中学校および付属幼稚園を対象に教員人事、クラス設置、児童の配置、各校の予算・設備などを管轄している。ジェラシュ地区には就学1年前の4・5歳児を対象とした付属幼稚園が59クラスある。幼稚園には米国開発庁(USAID)よりコーナー教育の施設支援がなされているが、設備は幼稚園によって差が大きい。公立と私立の就園率は4・5歳児保育は38.2%であるが、5歳児保育のみでは60.1%に達している。ジェラシュ教育局では2017年1月より初代隊員が活動中であり、2018年2月現在、ヨルダンでは4名の幼児教育分野ボランティアが活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダン教育省は教育改革の一環として幼稚園教育の拡充を図っている。2008年からマダバ、アジュルン、マフラック、サルトの4つの地区へ幼児教育分野ボランティアの派遣を行ってきた。本要請はアジュルンに隣接するヨルダン北部の都市ジェラシュの幼稚園で子どもを対象に新しいアクティビティを提供するほか、イベントやワークショップの開催など保護者や地域の人々を巻き込んで活動することで情操教育の普及、定着を図っていくことを目標とする。他の幼児教育ボランティア、教育局のカウンターパートと協力し、時には第3者の視点を持って、配属先の活動の活性化に貢献する人材が望まれている。なお、ヨルダンに派遣されている幼児教育分野ボランティアはグループ形態で各地区および全国レベルにおいて各種ワークショップや運動会を実施しており、教育省からも高く評価されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教育本省、ジェラシュ教育局の幼児教育担当および各園の幼稚園教諭と協力し、以下の業務を行う。
1 .幼稚園児(4-5歳児、常時25名)を対象に、歌、リズム遊び、おもちゃ製作、体操などを指導する。
2. 園児に対し、手洗いや清掃活動など基礎的な生活習慣の指導を行う。
3. 教諭に対し、読み書き算数の暗記型の指導ではない、子どもの発達に即した遊びの活動を紹介する。
4. 教諭に対し、身近な材料を使った教材の製作と使用方法を紹介する。
また、他の幼児教育分野ボランティアと協力して、各地で協働のワークショップなどを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。ノートパソコンを持参した方が良い。
4)配属先同僚及び活動対象者
ジェラシュ教育局幼児教育担当視学官(女性・大卒・30代)
各校付属幼稚園教諭(女性・大卒・20-40代)
各校1クラスの定員は25名に対し教員1名。
児童年齢は就学前の4歳から5歳。
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士(幼児クラス経験有))
[性別]:(女性) 備考:同僚が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者育成も求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)