要請番号(JL42422B08)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
ビーポジティブ協会
NGO
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は若者を中心とする軽度から中程度の知的障害児・者、身体障害児・者に対して、CBR(地域に根差したリハビリテーション)や社会適応、障害者の雇用促進のためのキャパシティビルディングに関するプログラムを提供するため、2016年に設立された団体である。運営スタッフは主にボランティアで構成されている。主要メンバーはJICAが実施した障害平等研修を受講しており、JICA専門家とも働いた経験がある。研修等で学んだ技術やソーシャルインクルージョンの概念を広めたいという意欲を持っている。また、障害を持つ人々に対する地域社会の意識を向上させるために健常者と障害者との交流プログラムも提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は地域社会における障害児・者に対する意識の向上や、障害者自身の社会での役割を作り出すためにキャパシティビルディングに関するプログラムを運営している。地域に根差したプログラムは、そのニーズは高いものの全ての要望に応えきれていない状況であり、プログラムの内容も更に向上させたいという協会の意欲もあり、今回の要請に至った。本要請はソーシャルインクルージョンのコンセプトに基づいて、ジョブコーチとして障害者の就職意識や意欲の向上を目指し、さらには就職プロセスの支援も求められている。しかし協会のプログラムはまだ発展途上のため、隊員の特性や経験に応じた幅広い支援が望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
具体的、詳細な活動内容は、赴任後に配属先長やカウンターパートとの相談の上、決定する。
1.実施されている社会適応プログラムや就職につながるプログラムの運営支援を行う。
2.CBRやソーシャルインクルージョンのコンセプトを理解し、地域社会のニーズに応じた新プログラムの企画・運営を行う。
3.プログラム受講者の家族や障害を持たない人々など、様々な対象者に向けてソーシャルインクルージョンの考えを踏まえたプログラムの企画・運営を行う。
4.協会全体に対し、隊員の経験に基づいたアイデアや手法を共有し、必要とされる支援を行う。
5.必要に応じて地域コミュニティや他団体との連携を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な文房具や画材等、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
副理事 (女性・40代・英語流暢)
同僚スタッフ
プログラム受講者(10代後半~20代)、受講者の家族
地域コミュニティの住民(障害を持たない人も含む)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が全員大卒以上のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・CBRのコンセプトに基づく活動が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同じ配属先からは同時期に「作業療法士」職種の要請も出されており、派遣時期が重なる場合は他の隊員と協力して活動することとなる。