要請番号(JL42422B09)
募集終了
2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
脳性麻痺センター 特別支援学校
NGO
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は肢体不自由を主とした知的障害を伴わない障害児または軽度知的障害児に対して教育及び治療を目的とし、1992年に設立された。現在、4歳~16歳の約50名の児童・生徒が通学しており、幼稚園部門と1~10学年のクラスで構成されている。公立校の1階部分を使用しており、英語、数学といった一般クラス、特別支援クラス及び理学・作業療法や言語療法によるリハビリテーションを提供している。母体である脳性麻痺センターは同じアンマン市内にあり、医療、症状評価、各種療法を実施しており、ヨルダン最大の脳性麻痺センターとして機能している。2019年からコロナ禍以前まで理学療法士と障害児・者支援の隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダンにおける情操教育は発展途上にあり、その重要性は理解されながらも実践的な経験や知識を持つ教師が少なく、受験科目が優先されている。隊員には特別支援教師とともに、主に音楽やスポーツ(体育)を中心とした授業やレクリエーションの提供が期待されている。母体となる脳性麻痺センターは音楽やスポーツなどの情操教育によって障害児の統合的な心と体の発達と表現力の向上を目指している。また、隊員とともに考え、一緒に働くことに対しても非常に意欲的である。コロナ禍以前(2019年)に活動していた隊員がおり、再度隊員の経験や知識を得て支援学校の児童へのプログラムを向上させたいということで今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
具体的、詳細な活動内容は、赴任後に配属先長やカウンターパートとの相談の上、決定する。
1.肢体不自由の児童及び軽度知的障害児に対して、同僚教師と協力のもと音楽やスポーツの授業やレクリエーションを提供する。
2.同僚教師に対し、隊員の経験をもとにした特別支援教育のアイディアを提供する。
3.隊員の経験やスキルに合わせて図画工作などの美術系のアクティビティを取り入れることも可能。
4.夏休み等の長期休暇期間中は市内の別地域にあるセンターに通う児童・生徒への対応を行う場合もある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
楽器(キーボード、ドラム、アコーディオン、フルート、ハーモニカなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長
同僚教師10名(うち特別支援教師1名)
活動対象者:学校児童生徒約50名、センター通所児童生徒約5~10名
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が全員大卒以上のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言が求められるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同じ配属先からは同時期に「作業療法士」職種の要請も出されており、派遣時期が重なる場合は他の隊員と協力して活動することとなる。