要請番号(JL42422B10)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
ヤングムスリム特別支援教育センター
NGO
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるヤングムスリム特別支援教育センターは、5歳-20歳代前半を中心とする軽度から中程度の知的障害児・者に対し幅広い教育を提供するため1974年に設立された。現在は幼稚園部門、学校部門と職業訓練部門に約110名の生徒・訓練生がおり、約60名の教師とスタッフで運営されている。幼稚園部門では、幼児期の発達障害における早期介入、学齢前教育を行い、学校部門では教科指導の他、自立活動、情操教育などを実施している。同センターは、民間企業、教育省、社会開発省からの支援及び寄付によって運営されており、現在活動中の隊員は主に幼稚園部門と学校部門での美術指導を支援している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在同センターに作業療法士は配属されていないが、特に低年齢の児童・生徒への支援カリキュラムの充実が必要であることから本要請に至った。言語聴覚士や特別支援教育の教師等と協力し、児童・生徒への支援の充実化を図る(作業療法士の採用活動を行っているが予算の問題により現時点で採用に至っていないが将来採用された場合はその同僚作業療法士と活動していただく予定)。その他、幼稚園部門、学校部門、職業訓練部門という3部門それぞれで隊員の得意分野を生かし、同僚教師やスタッフへ知識や経験を共有することが望まれている。また、CBR(地域社会に根差したリハビリテーション)活動についても、地域社会との協力で活動を進めてほしいとの希望がある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.幼稚園部門、学校部門、職業訓練部門の特別支援教師、スタッフに対し、日常の支援技術を共有する。
2.児童・生徒に対し、日常生活に関する訓練やリハビリテーションを行う。
3.センター全体に対し、隊員の経験に基づいたアイデアや手法を共有し、必要とされる支援を行う。
4.同僚とともに巡回リハビリサービスを行うとともに、保護者に対し家庭で取り組めるリハビリ方法について指導する。
5.可能であれば他の隊員と協力し、障害児・者支援に関わるワークショップやセミナーを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
自助器具が不足しているため、作業療法士が採用され次第アドバイスを元に順次必要機材を導入していく予定
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長 (女性・40代・英語流暢)
学校部門長(女性・40代)
特別教育教師(14名)
生徒・訓練生 (幼稚園部門5-11歳/16名 学校部門11-17歳/45名 職業訓練部門18-30歳/48名)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・障害児施設における指導、活動経験
・小児のリハビリテーションの実習・実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員の活動については上記を基本に着任後配属先と相談しながら内容を検討していく。(同年度内に障害児者・支援とマーケティング職種で隊員派遣が予定されており、同センター内で協力した活動も期待される)