要請番号(JL42423A20)
募集終了
4代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
マフラックリハビリ訓練センター
3)任地( マフラック ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ヨルダンには政府による知的障害児の支援施設が全国に点在し、配属先にはマフラック地域において特別支援教育及びリハビリテーションを提供する通所施設である。特別支援学級の通所児童は約35人。1クラスあたり5~7名で構成されており自閉症、脳性麻痺、ダウン症などの障害のある児童に対して教育省のカリキュラムに沿った読み書き、算数の指導を行っている。年齢が上のクラスは15~17歳くらいの生徒も通所している。リハビリ部門は必要な設備は揃っているものの、予算の関係でヨルダン人の理学療法士が不足しており、コロナ禍以前は理学療法士隊員が配属先スタッフに助言をしながら、通所児童の対応を行っていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には2代にわたり理学療法士が派遣され活動を行ってきたが、コロナ禍で活動が途切れたこともあり当初目的としていた地域との連携は十分に達成されていない状況である。シリア難民からの特別支援ニーズも増加しており、地域との連携を深め、理学療法を必要としている人たちへのカバーを広げることが隊員に求められている。センターでは統合教育や早期介入プログラムなどが他協力団体の支援を受けて導入が始まっており、今後ますますニーズが高まるだろうと予測され、引き続きの隊員要請となった。施設に通うことが出来ない人々のためには訪問活動を計画している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
具体的、詳細な活動内容は、赴任後に配属先長やカウンターパートとの相談の上、決定する。
1.同僚スタッフとともに来所した患者及び学校部門の児童・生徒に理学療法を提供する。
2.保護者に対して家庭で継続できるリハビリテーションの方法を紹介する。
3.施設の認知度を高め、必要な人がリハビリテーションを受けられる環境づくりを支援する。
4.配属先が取り組むCBRプログラム(地域に根差したリハビリテーション)の定着、拡大を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
訓練マット、セラピーボール、立位保持用アダプテーション、歩行器、平行棒、トレッドミルなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先センター長(50代女性)
副センター長(40代女性)、リハビリ部門同僚(他センターと兼任、5年程度の経験者)
学校部門同僚(女性10名)
活動対象者:通所患者約5~10名、学校部門児童生徒35名
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が全員大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ助言するため
[参考情報]:
・小児を対象とした経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先での活動においては当地防衛令によりコロナワクチン接種が条件となっているため、未接種での配属は不可。