要請番号(JL42423B01)
募集終了
5代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
計画国際協力省
2)配属機関名(日本語)
セーブ ザ チルドレン ヨルダン
NGO
3)任地( ザータリ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
NGOである配属先は、ヨルダン国内において子どもの権利保護、教育、保健分野を中心とした支援活動を行っている。2011年から隣国シリアからの難民の流入が始まり、ヨルダン政府は翌年7月には国内北部に難民キャンプ(ザータリキャンプ)を開設した。配属先は同キャンプ内において幼稚園や児童施設(3~14才対象)、青少年センター(13~24才対象)、職業訓練施設等を複数運営し、各施設ごとに若年層や母親向けの様々なプログラムを提供している。隊員派遣は2013年から開始され、青少年活動職種を中心に累積派遣人数は21名を数えている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザータリ・キャンプでは約8万人のシリア難民が現在暮らしており、18歳以下の子どもの割合は半数以上である。配属先は同キャンプ内施設にて、図工や音楽、スポーツ、職業訓練など、各年代に応じた様々な活動を行っている。難民となる過程でつらい経験をし、かつ難民キャンプという閉鎖的環境の中での生活により心身共にストレスを抱えた子どもたち(主に8~18才程度)に対し、ストレス軽減や生きる力を育むための遊びや学びの提供を目指し、隊員が要請された。現在活動中の隊員による英語のコミュニケーションクラスが施設利用者の青少年に好評であり、同クラスの継続支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚スタッフと共に、以下の活動を行う。
1. 英語の「コミュニケーションクラス」の継続支援を行う。また、可能であればスピーチ大会等のイベントを企画・運営をする。
2. 同僚スタッフ等と協働し、青少年が楽しく参加できる様々なアクティビティの企画・運営を通じて青少年の健全育成に資する活動を行う。
3.子ども達の視野広げる工夫として、可能であれば日本や他国の文化紹介活動等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
活動の一つとなる英語クラスについては、同僚スタッフ(40代女性、シリアでは英語教師)と協働する。
各施設はコーディネーターやボランティアなど10名弱のスタッフで運営されている。
対象児童は午前・午後と約20~30人(二部制の学校にあわせ入替制)。
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象が全員女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ザータリ・キャンプ外の地方都市に居住し、JICA手配の車両にて他の隊員と通勤する。キャンプ内での支援については、長期的な計画が立てにくく、配属先以外の団体が運営する施設で活動する場合もあるため、柔軟な対応が求められる。