要請番号(JL42423B15)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練公社 アカバ職業訓練所
3)任地( アカバ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練公社(VTC)は職業訓練サービスの提供、雇用促進を目的に1976年に設立され、所管する国内45の訓練所(以下、VTI)で学生や社会人の技術力向上に取り組んでいる。年間予算は約13億円。本部は首都アンマンに位置する。JICAは2006年から2010年にかけて技術協力プロジェクト「職業訓練マネジメント強化プロジェクト」を実施したほか、2017年から「労働安全衛生分野における職業訓練公社機能強化プロジェクト」を実施した。2019年12月にマーケティング職種の隊員が着任したが、一斉退避により帰国。配属先からは引き続き訓練生の技術力向上への協力支援が求められていることから本要請に至った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国政府の開発計画では「労働者の生産性向上」、「製品水準の向上」及び「労働市場のニーズに十分対応しうる人材育成のための職業教育の充実」を主要目標と位置付けている。失業率の高さが大きな課題の一つとなっており、特に若年層の失業率が約48%と高い水準にあることから雇用創出が課題となっている。特に国内ではハイブリッドカーの台数が急激に増加しており、同車特有のメンテナンス技術を持った整備士の育成が急務となっている。配属先ではハイブリッドカーの修理技術を持つインストラクターの養成及び訓練生に指導が行える体制作りを進めている。安全教育や危険作業の防止を徹底すると共に、学習意欲を高め、基本事項を確実に習得できる環境作りへの支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の自動車整備及び自動車電装コースにおいて、同僚及び訓練生と共にハイブリッドカーのメンテナンス技術を中心とした以下の活動を行う。
1. インストラクターの知識及び指導力向上のための支援
2. 訓練コースの補助教材の作成
3. 訓練生の訓練意欲を高める工夫と学習支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ハイブリッドカー1台(トヨタプリウス)、故障診断機、各種エンジンモデル、オシロスコープ、エアゲージ、リフト、基本工具(レンチ、テスター、ラジオペンチ等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・校長(男性、40代)
・担当インストラクター4名(男性、40-50代)
活動対象者:
・訓練生 自動車整備コース、自動車電装コース、各20名程度(男性、10-30代)
・他コースの指導員、事務員など(男女45名)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:(男性) 備考:男性向けコースのため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:インストラクターを指導するため
[参考情報]:
・ハイブリッドカーメンテナンス経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~50℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)