要請番号(JL42423B20)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のパレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督、調整を行っている行政機関である。国際機関である国連難民救済事業機関(UNRWA)は実施機関として、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている。JICAはDPA経由でUNRWAにボランティアを派遣しており、隊員は難民居住地域や市内に点在するUNRWAが運営する学校(約170校)で活動している(2023年10月時点で美術1名、体育4名、小学校教育2名、計7名の隊員が活動している)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダン国内のパレスチナ難民のための小中学校では、慢性的な予算不足により、進学試験の対象となっている主要科目に重点を置かざるを得ず、音楽・体育・美術等の副教科は、教員の意欲や技能、また、施設・用具も不十分であることから、授業自体が実施されていない学校もある。配属される学校は、難民居住地に集合住宅を借上げており、限られたリソースで授業をおこなっている。隊員はUNRWAの学校で現地教員が担当している副教科の授業を補佐するとともに、授業内容改善のためのアイデア提供や助言を行う。また、運動会等のイベントを企画・開催して、学校関係者や家族の副教科についての理解促進を図る。他校で活動する隊員と協力して、教員を対象としたワークショップの開催や、複数校の生徒が参加するイベントの企画・実施を通じて、現地教員の技能や指導法の向上を図るとともに、生徒の健全な情操育成を促進する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
1. 現地教員のアシスタント教師として、副教科の授業を補佐しながら指導スキルの向上を目指す。
2. 校内運動会などのイベントを通じて、配属先の関係者向けに情操教育に対する理解促進を図る。
3. 可能な範囲で教育分野の他の隊員やUNRWA関係者の協力を得つつ、ワークショップやイベントを企画・実施・支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・UNRWA教科主任(女性・大卒・50代)
・学校長(女性・大卒・50代)
・教師(女性・大卒・20-50代:15人)
・用務員(男性40代:1人)
・児童生徒(男女共学1-4年生):約250人
(各学年2クラス、1クラス25-35人程度)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験ある教師と活動するため
[参考情報]:
・小学生への音楽・体育・美術何れかの指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動内容は、上記を基本に、着任後配属先長や同僚と相談しながら検討していくことになる。