要請番号(JL42423B22)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マダバ教育局
3)任地( マダバ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の教育局ではマダバ地区の小中学校及び付属幼稚園を対象に教員人事、クラス設置、児童の配置、学校の予算・設備などを管轄している。マダバ地区には79校の小中学校が存在し、約33,000名の児童生徒が通学している(2022年12月時点)。また、シリアからの避難民の児童を対象とした小中学校も運営管理している。マダバ教育局には2008年から2020年にかけて、計7名の幼児教育隊員が派遣され付属の幼稚園を中心に活動をおこなってきた。2023年10月時点において、初代となる小学校教育隊員が同教育局に配属され複数の小学校に巡回し活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ヨルダンでは、これまで公立小学校に併設される幼稚園へ幼児教育分野の隊員派遣を行ってきた。現在もバルカ県に派遣中である。隊員は、情操教育の一環として「遊びを通じた学び」の紹介に取り組んでおり、教育省からも高く評価されている。この活動を小学校低学年(1-3年生)に対しても展開したいとマダバ教育局から要請されている。小学校低学年はクラス担任制であり、読み書き算数が主体で、副教科である音楽・図工・体育などについては、クラス担当教員はその実務経験がほとんどない状況である。こうしたなか教育省は、2018年の新学期より小学校のカリキュラムで週2時間のアクティビティを必修化した。このアクティビティの時間で特に音楽を取り上げることが推奨されている。本要請は、小学校低学年を対象にアクティビティの時間で音楽・図工・体育を通じた情操教育の普及、定着を図っていくことを目標とする。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教育局の教育課スタッフおよび各小学校の教員と協力し、以下の活動を行う。
1. 現地教員のアシスタント教師として、音楽・図工・体育のアクティビティ授業を補佐しながら指導スキルの向上を目指す。
2. 音楽会や運動会などのイベントや、現地教員向けのワークショップを通じて、関係者に対して情操教育の理解促進を図る。
3. 可能な範囲で教育分野の他の隊員と協働し、イベントやワークショップ等を企画・実施・支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。ノートパソコンとポータブルスピーカーを持参したほうが良い。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・マダバ教育局小学校教科主任(女性、大卒、40代)
・各校小学校教諭(女性、大卒、20-50代)
・音楽専任教諭(男性2名、女性1名)
活動対象者:
各校1クラスの定員は40名、教員1名
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(幼稚園教諭)
[性別]:(女性) 備考:同僚教員が女性であるため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験ある教師と活動するため
[参考情報]:
・小学生低学年への音楽の指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動内容は、上記を基本に、着任後配属先長や同僚と相談しながら決めていくことになる。