要請番号(JL42423B25)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ヨルダンオリンピック委員会
2)配属機関名(日本語)
ヨルダン空手連盟
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はヨルダン・オリンピック委員会に属している組織で、ヨルダンにおける空手道の普及と空手技術の向上を目指し1992年に設立された。主な事業内容は連盟の組織強化と運営資金確保に加えて、空手道普及のために国内にあるクラブと連携した技術支援、大会運営、昇級・昇段試験、コーチングや審判の育成などを行っている。年間予算は約1,800万円。世界空手連盟、アジア空手連盟、アラブ空手連盟に所属し、ナショナルチームを国際大会に派遣している。東京オリンピック2020では、男子組手(67キロ級)に出場した選手が銅メダルを獲得し、国内で注目を浴びた。直近では2011年6月まで隊員が活動した実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
空手連盟では約50名の選手でナショナルチームを構成しており、ヨルダンオリンピック委員会の支援のもと、トレーニング、練習をほぼ毎日行っている。ナショナルチームは、アラブ、アジア、世界大会等の国際大会に出場している。東京オリンピック2020では、組手においてメダル獲得という結果を残したものの、形のレベルはまだ向上の余地がある。当地では松濤館スタイルがメインであるが、国際大会で上位に入りメダルを獲得するには、一つのスタイルに偏った形ではなく、他の流派も取り入れていく必要がある。ナショナルチームの活躍が当地での空手道の更なる発展、普及につながるとも考えており、今回、ナショナルチーム強化による国際大会でのプレゼンス向上を目的として本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ナショナルチーム強化に向けた以下の活動内容が想定されている。
1. ナショナルチームの競技レベル、年齢に応じた日常的な練習(形・組手)の指導計画の作成
2. 昇級・昇段試験やコーチングクリニック、大会等の企画運営補助
3. 空手道の普及のための活動
以上の内容を同僚と協力して行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オリンピック委員会が所有しているオリンピック準備センター内のトレーニング場及び器具、空手連盟の事務所に併設されている道場30畳・トレーニング場
4)配属先同僚及び活動対象者
空手連盟会長 60代
コーチ男性3名 40代 2~3段
ナショナルチーム選手 約50名(大半が男性)
14~16歳 20名
17~21歳 10名
21歳以上 10名
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:(男性) 備考:主に男性への指導となるため
[学歴]:(大卒) 備考:連盟のスタッフが大卒であるため
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:コーチ育成にも携わるため
[参考情報]:
・国際大会への出場経験があること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動内容は、上記を基本に、着任後に会長や同僚と相談しながら検討していくことになる。
要請理由、活動内容等が異なるため、同じ配属先に同職種の募集も行っている。