要請番号(JL42424B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ヤングムスリム女性特別支援教育センター
NGO
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるヤングムスリム特別支援教育センターは、5歳~20代前半を中心とする軽度から中程度の知的障害児・者に対し幅広い教育を提供するため1974年に設立された。現在は幼稚園部門、学校部門と職業訓練部門に約110名の生徒・訓練生がおり、約60名の教師とスタッフで運営されている。幼稚園部門では、幼児期の発達障害における早期介入、学齢前教育を行い、学校部門では教科指導の他、自立活動、情操教育などを実施している。同センターは、民間企業、教育相、社会開発省からの支援及び寄付によって運営されており、現在活動中の隊員は主に幼稚園部門と学校部門での美術指導を支援している(2024年8月現在)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
センターには音楽、体育専門のスタッフが雇用されているが、美術専門のスタッフが長年不在である。そのため、美術、図画工作を指導してもらうことを期待して要請が出されている。専門ではないが、通常のアクティビティのなかで図画工作を指導している教師もいるため、共に働く過程で新しいアイディアが生まれることも期待されている。美術専用の教室も用意されており、道具は揃っている。療育に関する知識や経験があると子どもの個別ケースに対しての支援の幅が広がる可能性がある。現隊員(障害児・者支援)は美術を通して障害児支援の視点も織り交ぜ、「授業を通して生徒の手先の巧緻性が向上する内容」を目指して美術指導を行っているが、これを継続、発展していくため本要請に至っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚のサポートを得ながら、利用者への美術、図画工作指導を行う。
2.主に美術、図画工作を担当し、同僚教師が興味を持つようなコンテンツを提供する。
3.センター全体に対し、隊員の経験に基づいたアイディアや手法を共有し、美術に限らず必要とされる支援を行う。
4.可能であれば、他の隊員と協力し、図画工作活動に関わるワークショップやセミナーを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種文房具、画用紙やクレヨン等の画材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長(女性・50代・英語流ちょう)
学校部門長(女性・40代)
特別教育教師(14名)
生徒、訓練生(幼稚園部門5-11歳/15名程度、学校部門11-17歳/45名程度、職業訓練部門18-30歳/50名程度)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:同僚が全員女性のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:職員として実務にあたるため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
・障害者を対象とした活動経験
[参考情報]:
・図画工作で生徒への指導に関わった経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地職員と共に働く過程を通した改善が期待されており、職員に対する指導者ではなく同僚職員としての活動が求められている。2024年8月現在マーケティング隊員ともう1名の障害児者支援隊員が活動中であり、隊員同士の協力も望まれる配属先である。