要請番号(JL42424B05)
募集終了
3代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
アジュルン総合デイサービスセンター
3)任地( アジュルン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1993年に設立された首都アンマンの北、アジュルン県の端に位置する社会開発省直轄の障害児通所施設である。軽~中程度の知的障害を持つ(自閉症児、ダウン症児、脳性麻痺児含む)男女の児童・生徒(6歳から20代前半)が施設の巡回バスを使用して通所している。施設では年齢や障害の程度により、複数クラスに分けられ、それぞれのクラスで読み書き、算数、図画工作等の指導を受けている。その他施設には理学療法士がおり、リハビリテーションにも取り組んでいる。CBR(Community Based Rehabilitation)や早期介入プログラムの拡充にも力を入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当施設は地方都市の端に位置しているが、2023年に新しい建物が完成し、設備としては整っている。教師もある程度の経験を持ったメンバーがそろっているが、省直下で新しく始まった早期介入プログラムやCBRプログラムを推進するため多忙であり、施設内でのレクリエーション等がマンネリ化している状況も見られる。また、国としてインクルーシブ教育を推進するために軽度の生徒は公立学校へ進学するようになり、生徒数は減少、常時通所しているのは10数名程度である。通所児童・生徒数は少ないものの、質の良いサービスを提供するため、新たなアイディアや工夫が隊員には求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.子どもたちに対して、隊員の経験をもとにした、音楽、図画工作、スポーツといったレクリエーションを提供する。
2.施設全体でスポーツや音楽等のイベントを企画し実施する。
3.日常生活支援の技術を共有するとともに、既存の支援をさらに発展させられるアイデアを一緒に考える。
4.可能であれば、他の隊員と協力し、障害児支援の啓発ワークショップ、または上記レクリエーションをもとにした合同イベントを企画し実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
おもちゃ、文房具など。理学療法専門の部屋と機材各種。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
配属先長(男性/40代)、特別支援教師6名(全員女性)、言語療法士1名(男性)
ソーシャルワーカー1名(男性)、ドライバー2名、事務員1名
活動対象者:
軽~中程度の知的障害:6歳から18歳程度の男女
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:同僚がほぼ全員女性のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴がほぼ大卒のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務が求められるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本件は同僚職員と同じ目線での活動を想定しており、同僚への指導、助言を求めるものではない。