要請番号(JL42424B10)
募集終了
1代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
パレスチナ難民局
2)配属機関名(日本語)
UNRWA南アンマン事務所
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている機関で本部は首都アンマンにある。南アンマン事務所(エリアオフィス)はUNRWAヨルダンオフィスの下位組織であり、Madaba、Wehidat(Amman New Camp),Talbieh Campを中心としてヨルダン南部全域を管轄。キャンプ内外の小中学校の運営、母子保健、Primary health care, Social safety net, Protection, Microfinance 等のサービスを提供している地方自治体行政機関のような組織である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICAは10年以上に渡りUNRWAへ主に教育系隊員(体育、音楽、美術等)を派遣しており、UNRWA管轄の各地の小中学校にて活動を進めてきた。延べ派遣人数は100名以上。今回UNRWAヨルダンオフィスを通して、教育分野だけに限らず、より戦略的な隊員派遣を進めていく方向性が示された。そのためまずはエリアオフィスから地域コミュニティの課題を抽出、現状分析し、現地職員と協力して今後協力隊事業としてより戦略的に協力可能な分野はどこにあるか詳細を詰めるための隊員要請が提出された。上述のエリアオフィス担当事業については各分野既にオフィサーが揃っており各種プログラムは動いているが、資金面や人員面での困難があり、今後支援が必要な部分は多くある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.先に活動を始めている予定の短期隊員の調査活動を引継ぎ、主にキャンプ内(あるいは周辺)パレスチナ難民の生活向上にかかる活動を行うため、現地職員と協力し活動実施の可能性と詳細分野について要すればさらに現地調査、パイロット事業の検討を行う。
2.現地職員と一緒に南アンマン事務所があるワヒダットキャンプを中心に、キャンプ内外の難民家庭や小中学校、ヘルスセンター等を訪問し現地の状況をレポートする。
3.隊員自身の専門や経験をベースに、既にあるサービス分野で具体的な協力活動が可能であれば担当オフィサーと協力しながら活動を進める。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
南オフィスにある設備を職員同様に利用可能
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
事務所長(男性60代)
各プログラムオフィサー6名(男女30ー60代)
【活動対象者】
南事務所管轄キャンプ内外パレスチナ難民
(大人から子どもまで)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が全員大卒以上のため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・(企業・自治体等での)業務調整の経験
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本件は初代隊員として、リサーチ、コーディネーション、メインの活動となる。UNRWAとJICAの橋渡し役となる活動が期待されている。