要請番号(JL42424B12)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業貿易省
2)配属機関名(日本語)
ブルモント
NGO
3)任地( マフラック ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、世界15拠点で人道支援活動を実施している国際NGO。ヨルダン国内では、シリア人難民キャンプにおいて、女性グループ、青少年、障害者、高齢者など、包括的支援活動を行っている。2011年、シリアからの難民流入が始まり、ヨルダン政府は翌年7月に国内北部に難民キャンプ(ザータリキャンプ)を開設した。配属先は同キャンプ内で、コミュニティセンターを複数運営し、各施設ごとに様々なプログラムを提供している。同難民キャンプへの隊員派遣は2013年から開始され、青少年活動を中心に累積派遣人数は22名(活動中2名)。2024年4月からは短期手工芸隊員が派遣され、コミュニティへの支援を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザータリキャンプでは約7.7万人が現在暮らしており、難民キャンプで生まれシリアに行った経験のない子供たちも現れてきている。難民キャンプが開設されてから10年以上の月日が経っており、欧州へ移住する人やシリアに戻る人もいるが、キャンプ内の人口は、それ程、減少していない。
他方、国際社会の関心がウクライナやガザに向かう中、シリア難民への支援は先行きが不透明な状況にある。こういった昨今の状況から、配属先は難民自身の経済的自立を達成すべく、女性グループ、障害者、高齢者まで含めたすべての人々の活動を支援するためにJICA海外協力隊への要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
シリア難民の自立支援にかかる活動をおこなう。
1. 同僚スタッフ等と協力し、コミュニティの人々による収入向上の方策を検討する。
2. 「メードインザータリ」と呼ばれる難民キャンプ発の商品開発と新商品の製作支援、難民自身による小規模事業立ち上げを支援する。
3. 石鹸やジュエリーなどの製品作成を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン
4)配属先同僚及び活動対象者
各施設、男女のスタッフの年齢層は20代~30代前半
コーディネーター 1名、フィールドアシスタント 1名、その他シリア人ボランティア 4名程度
難民キャンプ内の女性グループ、青少年、障害者、高齢者を含むすべての人々が活動対象者
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:商品作成指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
カウンターパートはNGOのオフィサーであるため、手工芸の技術者ではない。指導者の育成ではなく、受講者自身の技術向上による生活の安定が目標である。難民キャンプ近郊の地方都市マフラックに居住し、活動の際はJICA手配の車両にて活動先であるザータリキャンプへ移動する。