要請番号(JL46322A04)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
フリー・マインド
NGO
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フリーマインドは2012年7月に30人のボランティア有志によって設立されたNGOである。カイロのゴミ処理を担う人々が住む貧困地域マンシェットナセルへの関心を高めることを目標に、当該地域の社会的・経済的発展を目指し活動を行っている。NGOの運営資金はメンバーの寄付によって賄われ、現時点で国内外からの資金及び人的支援はない。NGOの活動分野は「貧困削減」「教育」の大きく二つに分けられ、地域の貧しい家族への生活に必要な基本的な物資・食物の供給、モンテッソーリ教育を導入した幼稚園(2~6歳)の運営、また学校の授業についていけない子ども達(7~15歳)を対象に施設の教育センターで学習の場を提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
NGOが運営している幼稚園「Sanafr Nursery」には通常80~100人の子ども達(2~6歳)が通っており、政府のカリキュラムに従った学習目的のクラス(英語・アラビア語・算数)の他、通常のエジプトの幼稚園ではおろそかになりがちな音楽や図工のクラスを実施し子ども達の感受性を育む機会を提供したいと考えている。しかし教師達が新たな学習法を学ぶ機会は現在なく、クラスの目的もあいまいなまま同じ内容の学習が繰り返されがちである。「遊びを通した学び」が実践されている日本の幼稚園・保育園の学習方法を当該幼稚園においても導入したいという希望があがり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
幼稚園の教師たちと共に、以下の活動を行う。
1.現地のニーズに合わせ、現地にあった遊びを通した学び、教育(主に情操教育)、学習方法を考え、取り入れる。
2.手に入る廃材などを利用し幼稚園で使用できる教材やおもちゃを作成する。
3.子ども達の成長にあった園内の環境改善を行う。
4.教師に対して、遊びを通した学びへの理解を深める研修を行う。
その他、NGOが運営するセンターに集う子ども達向けにもアクティビティ支援が求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼稚園の教室、文房具、モンテッソーリの玩具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
園長(女性、30代)
幼稚園教師4名(女性、20~30代、大卒)
各クラスには教師が1名づつ配置されており、
その他にベビーシッターが2名いる。
活動対象者:
幼稚園の子ども達(約25人×4クラス)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:(女性) 備考:現地慣習による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:日本での経験が求められる
[参考情報]:
・モンテッソーリ教育への関心、事前学習・理解があることが望まれる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
今期募集にて同配属先に「青少年活動」の隊員を募集中である。同隊員との連携した活動が求められる。