要請番号(JL46322A19)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
エルサヘル職業訓練センター
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は青年スポーツ省下で1960年代から運営されている職業訓練センターで、首都カイロには同様の施設が6か所存在する。16歳から50歳までの男女を対象に、服飾、木工、香水・洗剤づくり、といった住民の収入向上に役立つ技術の習得を目標とし、通常の学校が終わる午後2時から8時まで各訓練を無料で提供している。夏休み等学校がない期間は特別なプログラムも実施し、朝から訓練を提供する。機材はスポーツ省から各施設に供与されており、運営スタッフの他に各分野の訓練を担当する講師がいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では制作技術の向上と、新しい製品アイデアが求められている。現在同省が運営する青少年センター等から注文を受け、その製品を制作するなどしながら訓練を実施している。しかし、どれも一般消費者向けにはレベルが低く、また同じような製品(教室用の机、いす等)の制作を繰り返しているため、訓練参加者のモチベーションも低くなりがちである。そこで額縁や姿見、家の装飾に使えるような木製品の製作のために必要な技術の習得が求められており、また日本の優れた木工技術をセンターに取り入れたいという思いから、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の講師と共に以下の活動を行う。
1. 木工の職業訓練コース参加者に机、椅子、棚、ベッド、テーブル等の製作に係る基礎技術の指導と助言を行う。
(午後のクラスは2:00~8:00の間に実施)
2.同僚講師、コース参加者に日本の木工技術を伝える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業室、ノコギリやハンマー、水平器などの手道具、電動糸鋸など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長50代男性
総務運営スタッフ8名
センターで実施している他コース(洋裁等)の講師数名
活動対象者:
18~22歳の男性10名程(増減有)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導対象が男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的知識と技術が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員にはカイロ市内の同様の施設への巡回も期待されており、活動開始後、状況を見ながら順次巡回を始める予定。