要請番号(JL46323A01)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・技術教育省
2)配属機関名(日本語)
エルアラビー応用技術学校
3)任地( クエスナ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2018年に設立された応用技術学校で、JICA技術協力「技術教育改善プロジェクト」にて機械科への機材供与・技能講習、安全・3S(整理・整頓・清掃)・時間厳守等の規律活動等の支援を行っている。同校はエジプトの大手電機機器企業El-Araby社を協力企業とした公立校である。同社は東芝、SHARPなどの日本製品の受託製造も行っているため日本の技術への関心が高い。同校のカリキュラムは週3日の校内での学科実習、週2日の同社工場でのOJTを課している。効果的な実習を取り入れることで国内にて即戦力となる人材を育成し、若者の雇用改善に貢献することを目指している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2016年にエジプト日本両国首脳間の共同声明において「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」が発表され、就学前教育から高等教育に至るまで日本の教育の特徴を活かした包括的な支援が開始された。特に技術教育においては、技術高校卒業後の就労率が低いという課題に対し、JICA技術協力プロジェクト「技術教育改善プロジェクト」によって、現地日本企業とも連携して実践的な技術教育を導入することで、人材育成を通して若者の雇用改善に貢献する取り組みが始まった。隊員には、同校の恒常的な質の向上のために主に教員を対象とした技術指導のほか、教員・学生に対し日本的な就業姿勢等を身に着ける為の指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
C/Pや担当教員と協力し、主に以下の活動を行う。
1.現地教員の学生指導力・技術力向上にかかる支援
2.現地教員及び学生に対し、日本的な技術教育・就業姿勢等を身に着けるための指導
3.各種研修や、学校行事等の企画・運営の側面支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
冷凍機器研修システム(冷凍設備工場研修場、冷媒圧縮機の電気系統故障検査器具、冷蔵・冷凍機器モデルシステム、エアコンディショニングシステムモデル等)が校内のワークショップに設置されている。
4)配属先同僚及び活動対象者
副理事(エンジニア/男性)
学校運営専務(エンジニア/男性)
教員: 36名(20-50代)
生徒: 1学年6クラス(約25名)×3学年の合計456名 (2022年度現在)
機械科、AC/Refrigerator科、電気科の3学科がある。
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校教諭(技術))
(高等学校教諭(工業))
[性別]:(男性) 備考:男子校であるため
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:専門知識が求められるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:現地教員指導のため
[参考情報]:
・企業等での実務又は指導経験も歓迎
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)