要請番号(JL46324A19)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
スルタン財団
NGO
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のスルタン財団は、文化遺産等の保護・保全を目的とした建築コンサルタント「アルキノス」の姉妹団体として設立され、主にカイロの「死者の町」の貧困層を主対象として、歴史的建造物や空間を保護するという包括的な目標のもと歴史的遺産の保存、文化活動、社会開発を行っている。かつてスルタン・カイトベイが墓の隣に建てた巨大な宮殿の一部である後期マムルーク朝時代の歴史的建造物”マカッド”の建築保全を終了後、マカットを拠点に地域住民や青少年層に識字教育や英会話クラス、ズンバクラス、文化交流のためのイベント等を定期的に行ったり、地域住民を対象に財団が運営する社会的企業「MISHKA」で販売する手工芸品の技術指導を行っている。年間運営予算は約94,000米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が運営する地域住民の就業・生計向上を目的とした社会企業「MISHKA」では、地域の女性層を対象にに皮革工芸や木工細工、金属アクセサリーの製品生産と販売の機会を提供している。配属先はエジプト文化や文化遺産の保護・保全を目的の一つとしているが、日本の組子細工はエジプトではあまり知られていないもののイスラム建築のInlay(はめ込み細工)との共通点も多い。現地の職人には当該技術の継承がなされていないため、組子細工から技術移転をはかり、MISHKAの新製品開発や、現地職人の技術向上につなげたい期待があり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚及び地域の職人チームを対象に、以下の活動を行う。
1.組子技術の指導。
2.新製品デザインへの助言。
3.プロトタイプの作成支援。
4.地域の職人への技術指導と品質向上のための支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノミ、かなづち、鉋、研磨剤等各種ツールのほか、ドリル、アングルグラインダー、ラジアルソー等木工作業に必要な器具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理事長 女性 50代、理事会メンバー男性40代
地域連絡オフィサー 女性40代
MISHKAプロダクトマネージャー/デザイナー 女性
活動対象者:
地域女性を中心としたMISHKA生産チーム、現地職人チーム
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:技術者と一緒に活動するため
[参考情報]:
・組子細工の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)