要請番号(JL46324B03)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
エル・ニダー協会
NGO
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1997年に設立され、主に聴覚障害を持つ就学前児童に対するトレーニングや教育サポートを行うNGOである。インクルーシブ教育を推進しており、就学前児童たちに生活スキルを身に付けさせ、各種訓練・教育を実施している。また教育・技術教育省及び社会連帯省と連携し、障害児を扱うNGOスタッフや教師達に対しても研修を展開している。全国に8カ所支局があり、それぞれに研修センター、保育園を運営。海外の大学やNGOと協働し聴覚障害児のための教育プログラム開発も実施。2023年8月より青少年活動隊員が派遣され、Deaf-Blind International Center(以下DBIセンター)にて活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、聴覚障害をもつ子どものための保育園、DBIセンター、研修センター等の運営を行っている。DBIセンターでは、児童の個別支援計画に沿って、基本的な知識(色、形、数、大小や長短、物の名詞等)を習得させる訓練、手指の巧緻性の訓練、コミュニケーション力や注意力を高める訓練、感覚統合療法等が提供されている。必要な玩具や教材、遊具等は一通り揃っているが、新しい玩具や遊びが提供される機会は少ない。そのため、子どもたちの興味を引き、楽しみながら学べる玩具・教材・遊びについての新しいアイデアの提供が期待され、本要請が挙げられた。また、イベント実施支援や、日本における支援方法や職業訓練の紹介など、隊員のこれまでの経験や強み・特技を生かした活動が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフと共に下記の活動を行う。
1.障害を持つ子どもたちの個々の特性や運動機能にあった教材のアイデアや改善案を共有する。
2.子どもたちを対象としたイベントプログラムの企画、実施を支援する。
3.隊員のこれまでの経験や知識を基に、配属先のニーズに沿った活動に関する情報共有・事例紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、いす、施設内にある遊具・道具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:DBIセンターのセラピスト常勤6名、非常勤4名、介助スタッフ3名、スーパーバイザー2名、その他3名、ボランティア1~4名、研修センターのスタッフ4名
活動対象者:障害を持つ子ども(2歳~16歳)。1日の来所は10~15人。大半が2つ以上の障害を併せ持つ。7割近くは発語が困難。
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な活動に必要
[参考情報]:
・児童発達支援、特別支援教育の経験(必須)
・就学前児童との活動経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校での活動経験がなくとも、障害児(就学前児童)の活動に携わった方であれば対応可能な要請です。