要請番号(JL46918A02)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
家族・連帯・平等・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
国民共済事業団 テトゥアン県支局
3)任地( テトゥアン県テトゥアン市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モロッコ国民共済事業団における職業訓練事業では、学業中退者をはじめとする、経済的・社会的に困難な状況に置かれている青年たちを対象に職業訓練と実習を通して、社会的に自立するための支援を行っている。研修にかかる費用などは全て同事業団で負担している。
配属先は県内の研修センターを管轄しており、各コースの学生に対し技術指導及び研修先の紹介を行っている。生徒の数は各コースとも入学時で25名程度だが、様々な理由により退学する学生も少なくない。2015年10月より料理分野のJICAボランティアが派遣され、高評価を得たため、この度情報技術分野のボランティア要請に至った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モロッコは好調な経済成長を続ける一方で地方部は、若年層の高い失業率や、都市部と地方部の社会経済的な格差といった課題がある。そのため、安定した経済成長をさせるため、産業の振興や輸出基盤の拡大を必要としている。
テトゥアン県内の研修センターには情報技術、美容、自動車整備、電気のコースがある。配属先は訓練生が就職支援にかかる必要技術を身に付けるため、講義内容の充実化を図るべく、ボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
県内にある訓練センターの情報技術の授業を担当講師と行う予定。各クラス、週5日(講義時間は8:30-11:30 14:30-17:00)の授業である。研修センター授業内容の充実を図り、講師及び学生の技術レベル向上を目的に次の活動を同僚と共に行う予定。
1. センターの学生を対象に、ワード、エクセル、パワーポイントの操作、メンテナンス、PC設定等の指導
2. カリキュラムの見直し、教材作成を行う。
3. 学生への進路開拓支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC16台(最も古いタイプで2006年製)、プロジェクター1台、スキャナー1台、プリンター1台、インターネット環境
4)配属先同僚及び活動対象者
支局長(男性・40代)
講師(男性・30代)
生徒(男女15-30歳、約25名)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:学生への指導が必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学生への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
対象となる学生は経済的・社会的に困難を抱えた青年たちが多いため、根気強い姿勢が求められる。講義はワード・エクセル・パワーポイントの使用等、基礎的な内容である。