要請番号(JL46918A05)
募集終了
・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省
2)配属機関名(日本語)
シディ・モハメッド・ベン・アブドゥッラ大学
3)任地( フェズ県フェズ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に15校ある国立総合大学の中の一校。7学部と4博士課程研究所等で構成され、学生数約61,000人、4つのキャンパス(フェズ外も含め)、180の履修コースから成る。講義はフランス語とアラビア語で行なわれている。2005年からシニア海外ボランティア(SV)が日本語の公開講座を開始し、現在は2017年から派遣された青年海外協力隊(JV)が継続している。日本語講座の開講されるFES-Dhar El Mehrazキャンパスには文学・人間科学部を含む3学部がある。http://www.usmba.ac.ma/
【要請概要】
1)要請理由・背景
2005年11月に文学・人間科学部にSVが派遣され、日本語公開講座での授業が開始された。これまで長期・短期派遣含めSV・JVが8代にわたって授業を実施している。現在活動を行っているJVは2017年7月に赴任し、公開講座(社会人も受講可)で全4クラスで授業を実施している。
アニメなどを入口として日本文化や日本語に興味を持つ人が多く、当講座にも毎年受入れ不可能な程多くの申込みがあり、講座受講者を選考をしている程人気は高い。(2017年は新規クラス60名に対し、370名から申し込みあり)
しかし、現地人の教員はおらず、JICAボランティアがいないと講座は成り立たない状況である。現在、現地教員を養成することなどについて大学と協議中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.公開講座「日本語」を運営する(受講者の募集、クラス編成、試験事務等)
2.公開講座「日本語」の授業を実施する。(現ボランティアは4クラス(日本語初級前半、初級後半、中級前半)に週8コマ(90分/1コマ)の授業を実施している。)
3.他大学のJICAボランティアと協力し、日本語関連のイベントを実施・支援する(日本語能力試験、日本語スピーチコンテスト)等
4.大学や学生と相談しながら、要望があれば、日本関連のイベント(書道体験、折り紙体験など)の企画・運営をする
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
専用教室、ラジカセ、CD、『みんなの日本語初級Ⅰ,Ⅱ』(副教材あり)、日本語能力試験対策教材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先スタッフ:副学部長、学部事務長
指導対象者:学生(18-25歳代)、一般社会人、約100名
レベル:日本語初級前半、初級後半、中級前半
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での授業を担当するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:公開講座全体の運営をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ボランティア自身が学生募集、学生リスト作成、時間割決などを実施。現在一緒に教える現地人教員はいない。毎年他任地のJICAボランティアと共同で実施するスピーチコンテスト、検定試験への協調が必要とされる。