要請番号(JL46921A02)
募集終了
9代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省
2)配属機関名(日本語)
モハメッド五世大学
3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当大学は1957年に設立され、文学人間科学、自然科学、法経社会学の3学部と、技術、一般科学、教員養成の3大学院を擁し、教員約1200名、学生数約34,000名の総合大学である。授業はフランス語とアラビア語で行われ、文学人間科学部には地理、史学、哲学、社会学、英語、独語等の学科が、学科外では日本語の他、中国語、韓国語、トルコ語及び葡語を各国の協力の下に行っている。http://www.um5a.ac.ma/。 これまで日本語教育隊員が活動しており、人文学部の学生および社会人を対象に公開講座で教授していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当大学では国際交流基金による日本語教育が1982年-2005年まで実施され、その後JICA海外協力隊に引き継がれた。文学人間科学部の学生と社会人を対象に公開講座を実施している。アニメ等の日本文化に興味を持つ受講希望者が多く後続要請となった。2020年3月まで隊員1名がモロッコ人教員5名と協力しながら各クラスの運営を行っていた。4年前より大学がモロッコ人教員と1年契約で臨時雇用しているが、講師料の支払い遅延等安定した状態ではないため雇用形態を模索中である。他3大学にも同職種隊員が派遣されていたが、コロナ禍で中断中。当地日本語教育関係者と協力したスピーチコンテストの開催、日本語能力試験支援等を行うことが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
大学担当者およびモロッコ教員と相談しながら以下の活動を行う。
1.公開講座「日本語」を運営する。(コース設計、受講者の募集、クラス編成、試験事務等を含む)
2.公開講座「日本語」で授業を行う(週6コマ10時間程度)
3.同任地と他任地の隊員やモロッコ人日本語関係者と協力し、日本語関連のイベントを実施する(日本語スピーチコンテストなど)。日本大使館と相談しながら(日本語能力試験(JLPT)の実施を支援する。
4.日本関連のイベントを企画・運営することも考えられる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語専用教室(最大25名収容)、ラジカセ、DVD、プロジェクター、スクリーン、ホワイトボード
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』
4)配属先同僚及び活動対象者
人文科学部副学長(女性、50代)
人文科学部学長(男性、50代)
モロッコ人教員4名(土曜日の初級クラス担当、女性20~30代、指導年数1~2年、N4~N3保持者)
指導対象者:学生・社会人 約170名 18歳~60歳)、中・高校生が混じることもある
レベル:日本語初心者~中級前半
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での講義を行うため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:講座運営を全て行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大学と話し合いながら公開講座運営、授業をすべて行う。計画・相談・実施の実行力を要する。日本語教育隊員2名体制だが、合格者が出ない場合は1名でできる範囲で活動を実施する。