2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46922B17)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連帯・社会統合・家族省

2)配属機関名(日本語)

国民共済事業団 タザ県支局

3)任地( タザ県タザ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国民共済事業団は、生活困窮者、DV被害を受けている女性、孤児、高齢者、障害のある人などへの保護や支援をとおして、社会的・経済的な格差をなくし、地域の福祉を向上させるために設立された公的事業団体である。その主な柱のうちの一つである職業訓練事業は、学業中退者や経済的事情により教育を受けられなかった若者や女性を対象に、地域NPOと連携して職業訓練の場を提供し、就労に移行させるための技術指導を行っている。配属先の県支局は、県内に複数ヶ所ある職業訓練センターを統括管理しており、訓練分野には情報技術、料理、裁縫、美容、自動車整備、電気設備などのコースがある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当職業訓練センターの服飾コースには、伝統衣装製作と一般的な衣服(洋裁)の通常2つの分野がある。いずれにおいても裁断方法やミシンの使いかたなどは共通項として必要となるもので、その基礎的な技術習得、修了ポートフォリオがより洗練されたものとなるように、JICA海外協力隊員の指導が求められている。加えて伝統衣装の装飾として欠かせない刺しゅうも人気のあるコースで、海外や日本の新しいアイデアや技術を取り入れることで、学ぶ女性達だけでなくカウンターパートのモチベーションアップにもつながることが期待されている。2022年春現在、服飾コースの講師に欠員が出ており、コースを縮小しないためにも代替講師を探しているところである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

服飾の訓練コースで同僚の講師と協力し、以下のような活動を行う。
1. 裁断、縫製、ミシンの使い方、その他被服製作に必要な基本的技術の指導
2. 刺しゅう枠、刺しゅう機を使った新しいデザインやパターンの提案
3. ポートフォリオ作品作成のためのスケジュール、進捗状況の管理
4. 服飾コース全般の運営への助言・提言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

工業用ミシン(JUKI、SiRUBAほか)、刺しゅう機、刺しゅう枠、作業台、生地、アイロンなど

4)配属先同僚及び活動対象者

県支局長(男性・40~50代)
県内訓練センター調整役 (女性・40代)
職業訓練センター長(女性・50代)
洋裁コース講師 1~2名(女性)
洋裁コース訓練生 約35名 (女性・年齢 主に20~30代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:活動対象者が女性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要なため
    (指導経験)2年以上 備考:業務遂行上必要なため

[参考情報]:

 ・洋裁に加え、刺しゅうも出来れば尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5 ~ 45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動及び日常生活において、現地語(モロッコ方言アラビア語)の使用も多いため、赴任後現地語の研修を行う。