要請番号(JL46923B07)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・就学前教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
タザ県教育局
3)任地( タザ県タザ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タザ県教育局は県内の就学前、初等および中等教育機関(県内の小学校156校、中学校28校、高等学校21校、そのうちタザ市内に小学校42校、中学校14校、高等学校9校)の運営全般に関する監督機関であり、運営指導、カリキュラムの策定、教育統計の作成、教職員の人事管理や研修等を行っている。「教務課」「人的資源管理課」「総務・財務課」「法務・広報・パートナーシップ課」「施設・機材・資産課」「計画・学区課」「学校環境・指導課」「情報処理センター」「研修センター」の9つの課とセンターからなり、87名の職員が在籍している。活動先となる(青少年の芸術と文学のための)開発センターに国民教育省の教員5名を配置している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では初等教育の就学率はほぼ100%(2019~20年度)に達しているが、留年率・退学率は依然として高く、学習到達度の低さなどが問題とされている。近年の政策では教育の質の改善が求められ、算数やアラビア語などの教科が優先され、教員の知識や経験不足もあり、体育や図工は時間割にあるもののあまり実施されていない。学校教育におけるスポーツや芸術活動の機会が非常に限られている状況でもあり、国民教育省は地域における情操教育の普及・強化を目的に(青少年の芸術と文学のための)開発センターを各地に設置しているところであり、任地においては使われなくなった校舎を改装し2018年に開所、現在、小中高の270名ほどの児童・生徒の登録を受け、語学、美術、演劇、音楽や映像の講座を実施している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先となる県教育局および市内の学校(主に小学校や中学校)と連携を取りながら、(青少年の芸術と文学のための)開発センターを拠点に担当教員とともに、以下の活動を行う。
1. 同開発センターで実施されている講座(生きた英会話、美術、図工、音楽、演劇、映像)の中から指導可能な講座の指導支援。
2. 同開発センター周辺の学校を訪問し、教員や児童、生徒に対する広報活動の実施(図工や語学等の授業、レクレーションや空き時間に児童や生徒の利用を促す)。
3. 小学校での図工、音楽や体育の授業、または、中学校での英語の授業やクラブ活動の実施支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
(演劇)舞台、衣装、椅子、(美術・図工)作業台、椅子、絵具等、(音楽)未設置、(映像)未設置
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】 教務課の課長(男性・40代)、職員
【活動先同僚】 (青少年の芸術と文学のための)開発センター長(女性・40代)、教員、各学校の教員
【活動対象者】 小・中・高校生
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(英語))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:配属先の要望
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・現地語(モロッコ方言アラビア語)については、現地訓練期間に語学研修を行う。
・配属機関のfacebook