2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46925A08)

国名
モロッコ
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

エルケラデスラグナ県保健支局

3)任地( エルケラデスラグナ県エルケラデスラグナ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト県ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるエルケラデスラグナ県保健支局は、県内の公立病院、保健センター(うち数か所に分娩施設あり)、および地域に設置されている簡易診療所を管轄している。母子保健分野に関しては、保健センターにおいて、妊産婦健診、家族計画指導、乳幼児予防接種などの医療サービスを提供している。2024年2月より初代隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコでは近隣中東諸国に比べて妊婦及び乳幼児死亡率が高く、その傾向はとりわけ地方において顕著である。保健・社会保障省は「母子保健行動計画」を策定し計画に基づいた母親学級の普及に重点を置いてきたが、コロナ禍の影響で、その実施には現状、質的、量的に課題がある。この背景の下、母親学級の定期的かつ継続的な実施や、内容の見直し、また妊産婦健診や、予防接種に関する啓発活動を継続し、また更に充実させることを目的とした後任隊員が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

県保健支局の地域母子保健担当部署に所属し、母子保健担当者等と協力した以下の活動を行う。なお、身体への侵襲行為は行わない。
1. 県内各保健センターにおいて実施されている母親学級の実施状況の把握、および追跡調査
2. 産前・産後健診の質の向上に対する支援
3. 母子保健サービスの改善に向けた支援
4. 妊婦の非感染症疾患予防のための啓発活動
5. 保健医療現場の環境整備に対する提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

啓発用教材(紙芝居、母子手帳、普及ガイド等)

4)配属先同僚及び活動対象者

県支局長(男性/50代)
SRES長(男性/50代)
母子保健推進担当者(女性/40代) 経験年数10年以上
各保健センターの医師、助産師、看護師、他スタッフ
妊産褥婦

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要

[参考情報]:

 ・母親学級の経験と外来経験必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(5 ~ 45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本要請は啓発活動のみで身体への侵襲行為は行わない。
活動及び日常生活において、現地語(モロッコ方言アラビア語)の使用も多いため、赴任後現地語の研修を行う。