要請番号(JL47218A02)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会保障・福祉省
2)配属機関名(日本語)
国立義肢・装具支援機構
3)任地( カッサラ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立義肢・装具支援機構は1946年に第二次世界大戦被害者救済を目的として設立された政府機関である。ハルツーム本部には、義肢装具製作及び修理・調整のための製作所、矯正用靴製作所、心理・社会支援科および理学療法科が設置されており、理学療法科にはこれまで3代のボランティア派遣実績がある。又、州外6州にサテライトセンターがあり義肢・装具支援を行っている。本部では、多数を占める糖尿病の切断患者に対して、義肢・装具の製作と装着後の調整、歩行練習等を実施している。約20年間、赤十字国際委員会(ICRC)が義肢装具支援、理学療法支援を行っている。現在長期JV1名(理学療法士)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スーダンにおける理学療法の歴史は浅く、養成機関が設立して間もないことから、資格を持った理学療法士はまだ少ない。また、資格をもつ若手は知識はあるものの実務経験がなく、経験を積むことのできる環境が限られている。特に、地方では理学療法士が不足しており、配属先が運営するサテライトセンターでは、義肢装具士が切断患者のリハビリ訓練を行っていることも多い。そのような状況の中、配属先ではICRCと協力し、地方出身の理学療法士を首都本部で訓練させ、地方に移動させるシステムを実施している。現在活動中の初代ボランティアが小児の先天性内反足に対する治療を始める準備をICRCと共に進めているため、成人患者へのリハビリに加えて、小児患者への先天性内反足の理学療法を引き継いでもらうために後任の要請に至った。毎日約25人の患者が通院しており、糖尿病、交通事故、感染症による切断患者、ポリオ、麻痺や腰痛等の疾患患者が対象。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚理学療法士とともに患者へのリハビリを実施し、同僚の技術向上を図る。
2. 同僚とともに患者の治療を行い、家庭で実施可能なリハビリ方法を紹介する。
3. 配属先の治療環境整備について助言する
4. 先天性内反足の障害児に対して、早期リハビリを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
訓練マット、平行棒、ベッド、昇降訓練用階段、ウエイト等
4)配属先同僚及び活動対象者
支所長
義肢装具士アシスタント5名
理学療法士1名(女性 20代)
利用者(小児-成人、主に糖尿病による切断患者)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚の指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)