要請番号(JL47218A08)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ハルツーム州青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
スーダン空手連盟
NGO
3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1996年に設立(受入省庁にてNGO登録済み)され、スーダンにおける空手道の普及及び競技能力の向上を行っている。首都があるハルツーム州内に14か所の練習場を持つほか、スーダン国内の地方部に支部(10か所)がある。事務局スタッフ数は9人で、年間の運営予算としては約300万円であるが、各種の大会やイベントの開催時には国内民間企業から寄付を得ている。これまで日本及び韓国からの指導者派遣(短期)による講習等が行われた実績があるが、指導者の長期派遣を受け入れたことはない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スーダンにおける空手道の普及は1980年代に始まり、配属先が設立された後、愛好者数及び競技者数ともに増加し続け、近年においては配属先にて把握している統計だけでも、国内における愛好者数1万人、有段者数三千人を超え、スーダン国内にて人気のあるスポーツ・武道において、空手道は、サッカーに次ぐ規模にあるとも言われている。一方で空手愛好者数は首都部及び地方部において増加の一途をたどっているものの、日本での指導の受講経験など伝統に基づく技法等を習得している空手競技者が慢性的に不足しているという課題を抱えている。
このような状況下において、空手道の心とともに正しい基本技法や型の普及を図り、普及の人材の育成への協力、併せてナショナルチーム等選抜選手への競技能力の向上への協力が求められて本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 首都ハルツーム市内にある空手練習場(道場)14か所のうち、主要な数か所を定期的に巡回し、主に青少年空手愛好者を対象として空手の基本技法の習得・向上に対する協力を行う。
2. 上記の練習場にてインストラクターとして指導にあたっている選手に対して、基本技法の更なる向上と愛好者への効果的な指導法などについての指導への協力を行う。
3. ナショナルチーム選手を対象として、競技能力の更なる向上のための指導への協力を行う。
なお、スーダンにおける空手の流派としては松濤館流及び空手之道世界連盟による練習者が多いが、他に和道流及び剛柔流も行われている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ハルツーム市内の練習場(道場)14か所、空手用畳又はマットなどの状況は練習場により異なる。
4)配属先同僚及び活動対象者
・青少年愛好者(男・女、8-16歳、対象者人数は練習場ごとに概ね30-50人)
・インストラクター(各練習場ごとに1-3人、多くは有段者、男性、20-40代)
・ナショナルチームメンバー(年齢別(8-12歳、14-16歳、18-21歳、成年)に各21人、成年チームは全員が有段者)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:対象者の大半が男性のため。
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・空手3段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)