要請番号(JL47218A10)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・天然資源・都市開発省
2)配属機関名(日本語)
ハルツーム州清掃管理局(中央車両維持管理ワークショップ)
3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都が位置するハルツーム州(人口約600万人)内の廃棄物処理をはじめとする環境管理に関する業務を一元的に担当する機関(現在の組織は州政府内の組織改編により2016年に設立)である。州内7郡に清掃管理事務所を有し、職員数は約400人で、年間予算は約5億4千万円(2015年)。これまで他国による協力実績はないが、現在、わが国の技術協力プロジェクト(ハルツーム州廃棄物管理強化プロジェクト、2014-2017年)及び無償資金協力(ハルツーム州廃棄物管理能力向上計画、2014-2016年)による廃棄物管理に対する支援が行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
首都ハルツームは近年の急速な経済発展や地方部からの住民の流入による人口の急増に伴い、廃棄物の発生量(州全体で1日あたり約5000トン)も増加傾向にある。しかしながら老朽化した機材による収集運搬業務を余儀なくされていること等により、低所得者層居住区を中心としてゴミの滞留による衛生環境の悪化等の問題が顕在化しつつあった。
かかる課題の解決への協力として、上記の無償資金協力事業により、わが国は収集運搬機材(ゴミ収集車等)とともに、収集車の維持管理のためのワークショップの建設を支援したところである。同ワークショップにて車両の保守点検業務に従事する職員は確保されているものの、効率的で安全に配慮したワークショップの運営ノウハウの定着に対する指導・協力が求められて本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 実際の作業を通じた作業車両の適正な保守点検(メンテナンス)手法の定着に対する協力を行う。
2. ワークショップの効率的な運営を図るための手法や関連マニュアルの整備に対する協力を行う。
3. 安全に配慮した作業環境を確保・維持するための手順の定着に対する指導・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・ワークショップ(作業ベイ:5ベイ)、のほか車両保守・点検用機器、工具類等は揃っている。・保守点検の対象となる主な車両は収集車(4トン車、ディーゼル)及びコンテナキャリヤー車を合わせて約400台。
4)配属先同僚及び活動対象者
・州清掃管理局技術部門マネージャー(男性、30代、業務経験12年)
・車両維持管理ワークショップ
・センター長(30代、男性、業務経験:11年)
・保守点検担当スタッフ(37人、20-40代、男性、業務経験:1-11年)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:(男性) 備考:スタッフが全員男性であるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく協力が求められている
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)