要請番号(JL47218A13)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ゲジラ州教育省
2)配属機関名(日本語)
オムカルスーム聾学校
3)任地( ゲジラ州メダニ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ゲジラ州教育省の管轄下にある公立の聴覚障害特別支援学校である。同州に16校の聴覚障害児特別支援学校があり、同校は州都メダニにある学校である。幼稚部2年間、小学部8年間、中学部3年間の課程が設けられており、聴覚障害のある約120人の生徒が在籍している。同校では、教育省の一般教育カリキュラムに沿った教育が手話やボディランゲージによって実施されており、アラビア語、算数、英語、宗教、美術のほか、週に1回スポーツや演劇、職業訓練(手工芸、料理、電気、ペンキ塗り)などの活動を行っている。
ゲジラ州教育省特別支援教育の予算は年間250千米ドル、学校の年間予算は11千米ドルである。外国からの援助はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では現在、小学部低学年1-3年、中学部1-3年を対象に、1学年週に2-4時間程度の美術の授業を実施している。授業は主に静物デッサンを中心に行っているが、ボランティアとともに授業を担当する予定の教師は美術の専門ではないため、授業内容にバラエティはない。生徒は卒業後、美術系の大学に進学するケースが多いため、配属先としては、美術教育の充実を考えている。
小学部低学年から生徒の才能を発掘し、創造力および技術力を高める授業を展開するため、ボランティアの要請となった。生徒の卒業後の進路も視野に入れ、将来的に就労に結び付けられるよう、テキスタイルデザイン(布や衣服などに絵や模様を描いたもの)の指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教員とともに、美術の授業を担当し、生徒の創作能力向上を支援する。
2. テキスタイルデザイン(カーテン、テーブルクロス、伝統衣装などの染色)のほか、バラエティ豊かな美術の授業を実施する。
3. 可能な範囲で、同州にある特別支援学校を巡回し、生徒に対して図画工作や絵画の指導を行う。
*担当授業数は、赴任後に学校と相談して決める。指導言語は、手話、ボディランゲージである。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
絵の具、色鉛筆、画用紙、布
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長 女性、40代
教員 22人、男性、女性、20-50代
美術担当 2人、男性50代(アートサイエンス専門、経験25年)、女性40代(経営管理、経験6年)
生徒 120人、男女、4-18歳
ゲジラ州教育省特別支援教育課 課長、女性、40代
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的知識が必要となるため
[参考情報]:
・障害児教育の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)