要請番号(JL47218A14)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
カッサラ州農林灌漑・動物資源・水産省
2)配属機関名(日本語)
女性開発部
3)任地( カッサラ州カッサラ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農村部の主に女性住民を対象とした生計向上を目的として、野菜栽培などの農業技術、手工芸、食品加工等に関する知識と技術の指導・普及を担う部署で、州内に11か所の女性開発普及センターを設置し、主に女性の生計向上と生活改善活動を支援する農村開発普及員を配置している。
JICAはカッサラ州において技術協力プロジェクト「カッサラ州基本行政サービス向上による復興支援プロジェクト」(2011-2014年)を実施したほか、これまで5名の青年海外協力隊(JV、コミュニティ開発)の派遣実績がある(派遣済み3名、活動中2名)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カッサラ州のあるスーダン東部の安定・発展は、2006年東部スーダン和平合意(ESPA)成立後も、同地域開発は停滞しており、貧困削減は喫緊の課題である。もともと農畜産業が盛んなカッサラ州は紛争などの影響により生産基盤が縮小した状態が続いたものの、農業分野の再活性化や農村部における生計向上に向けた各種の取り組みが本件受入省庁を中心に続けられてきた。このような状況の中、特に農村部における農畜産業に従事する女性を対象として、これまでに派遣された及び活動中のコミュニティ開発JVにより、手工芸品(陶芸、裁縫)や食品加工に関する基本的な技術やマーケティングのノウハウについての指導が行われ、一定の成果が見られている。これまでの支援を継承しつつ、より家政/生活分野(食品加工)における技術及び知識を基にした協力活動が求められて、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに、主に農村部の女性に対して以下の活動を支援する
1. 州内11地区に設置された普及センター(具体的な巡回対象センター数は活動開始後に決定)を定期的に巡回し、同センター配属の農村開発普及員に対して、食品加工(製菓、調理ソースや乳製品づくり)や商品価値の向上を含むマーケティングについてのノウハウに関する能力向上のための助言を行う。
2. 農村開発普及員とともに農村部の女性を対象とした食品加工及びマーケティングに関する講習会を開催する。
このほか、カッサラ州に派遣される他配属先のJVとの協働した活動も期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、各センターによって差異はあるものの基本的な最低限の食品加工関連の資機材(調理器具、食器類など)は備えられている。
4)配属先同僚及び活動対象者
・女性開発部長(女性、40代、業務経験22年)
・女性開発部員 (20名、全員女性、20-40代)
・地域住民(主な対象は女性、概ね20-50代、簡単な製菓等の経験を有する人はいるが、マーケティング等に関するノウハウは皆無。)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際の経験を基にした活動が必要。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)