要請番号(JL47218A15)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ウスラトゥナ障害児・者協会
NGO
3)任地( ハルツーム州オンドルマン ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は障害児・者へのリハビリ治療や職業訓練など統合サービスを提供する機関として1999年に設立されたNGOである。障害児・者の職業訓練校としては国内でも先駆的な施設であり、陶芸、手工芸、コンピューター、木工、製パンのコースを開設している。小学校を卒業した13-21歳までの知的障害者および身体障害者が対象。各コースは9ヶ月、3年間在籍することができ、約140人の生徒が登録されている。イタリアの団体(OVCI)による技術的、経済的協力のほか、フランス政府等による資金援助を受けており、年間予算額は10万ドル。これまでJICAボランティアの派遣実績は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先にある職業訓練センターは国内でも有数の障害児・者の職業訓練校であり、陶芸、手工芸、コンピューター、木工、製パンの5つのコースが設置されている。生徒は入学後1年間は基礎教育の復習を行い、2年目より、生徒の興味関心や能力によって、専門分野を選択することになっている。在籍期間は、3年間で、障害があっても就職できるよう、何らかの専門技術を身につけることを目標にしている。手工芸コースでは女性の生徒が多数を占めており、主に、リサイクル紙を利用したペーパークラフトの製作を行っている。ボランティアには、指導員への新しいアイデアの提供及び製作指導、市場ニーズに沿った商品開拓が期待されている。また、生徒の製作技術をあげることにより、作品の質を向上させることも求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.アクセサリー製作、編み物、トーブ(スーダン女性の衣装)製作など、新たな手工芸作品の提案を行う。
2.指導員とともに、生徒への実習を行う。
3.指導員に対し、技術向上と製品の質の向上に向けたアドバイスを提供する。
4.手工芸コースで製作する手工芸作品のカタログ作成を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン5台(内1台は革製品用)、ミキサーなどペーパークラフトに必要な機材
その他基本的な手芸用品は必要に応じて用意可能
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長(女性/40代)
手工芸コース指導員1名(女性)、カウンターパート
手工芸コースアシスタント1名(女性)
対象生徒10-15名(多くは女性、13-21歳/知的障害、重複障害、聴覚障害有)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象が女性になるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術面での専門性を必要とするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)