2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47519B12)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

音楽学院(ナブール支部)

3)任地( ナブール県ナブール市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1996年に設立された文化省傘下の音楽学院で、青少年らの豊かな情緒、芸術的感性や美的感覚を育むことを目的とし、主に6~25歳までの生徒を対象にアラビア及び西洋音楽のソルフェージュ、音楽理論、楽器(西洋及びアラビア民族楽器)の指導を行なっている。全国には同系列の音楽学院が全13校設置されている。同支部では、ピアノ、バイオリン、ギターなどの楽器演奏指導が行なわれている。現在の総生徒数は約550名。年間予算は約400万円。平成24年度2次派遣隊員は、約3ヶ月間バイオリン科生徒に対し演奏指導を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では初等教育から音楽の授業があるが、学校に楽器が設置されていないため理論のみの学習となっている。そのため楽器演奏に興味を持つ子どもたちは、放課後の時間帯(15時~20時程度)に、同学院のような地域の音楽学院に通っている(週1回程度)。同配属先では、通常2名のバイオリン教師が約96名程度の生徒に対しバイオリン演奏技術を教えており、ボランティアはバイオリン演奏技術の指導を行ないながら、音楽教育を通した青少年の豊かな人間形成に寄与するべく活動に取り組む。前任者は、約96名(8名/日×5日/週)の生徒に対して個人レッスンを中心とした活動を行ない、配属先及び生徒から高い評価を得た。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
① バイオリン科専攻生徒の個々の技術やレベルに合わせた演奏技術指導(レッスンは個人レッスンで、通常生徒1人につき週に1回、30分~60分間行なわれている)
② 楽器専攻に至っていない1年目の生徒を対象とした、バイオリン演奏入門クラスの開講支援
③ 配属先が開催する音楽コンサートや発表会などに対する演奏指導やアドバイス
④ 学院における音楽教育レベル向上を目指した、他講師との協働や交流

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

個人用バイオリンレッスン室、ピアノ、キーボード

4)配属先同僚及び活動対象者

・学院長:30代、クラリネット演奏者でチュニスシンフォニーオーケストラにて活動中
・全生徒:5歳~25歳程度約140名
・バイオリン専攻生徒:約20名、技術レベルは、入門~中級レベル程度
・1年生(楽器専攻のない):約50名
・バイオリン指導教師:男性2名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:業務上必要

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・演奏経験15年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある、