要請番号(JL47522B03)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題省
2)配属機関名(日本語)
肢体不自由者協会モナスティール支部
NGO
3)任地( モナスティール県モナスティール市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は身体、知的、重複障害児及び障害者を支援することを目的に1967年に創立されたNGOである。全国に約20の支援施設を持ち、1995年に設立されたモナスティール支部もその1つである。現在は3~30歳の約60名の利用者が在籍しており、彼らに対し、基礎教育や身体機能改善のためのリハビリ、洋裁や革細工といった職業訓練等を提供している。年間予算は約105万円である。現在は、理学療法士隊員が活動しているが、今回は職種変更をし、作業療法士での要請。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の障害者支援分野は、国営の組織・施設が未だに不十分な状況にあることから、本配属機関のようなNGOが社会問題省から補助金を受けながら、個々のサービスを提供しているという現状にある。ゆえに、NGOが果たす役割は非常に大きい。配属先のモナスティール支部は、配属機関の中でも大きな支部のうちの1つであり、設備や人材、技術水準も比較的高いものの、必ずしも満足のいくサービスを提供できているとは言えない。そうした背景から、配属先は海外協力隊員と協力して、より一層充実した障害者支援サービスの提供を目指している。現在派遣中の隊員は理学療法士であるが、作業療法の充実が急務ということを受け、今般の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
1. 作業療法が必要な障害児・者の発達課題に合わせたプログラムの提案、作成及び実施運営を行う。
2. 職業訓練をしている障害児・者に対しての支援方法の助言・提案を行う。
3. 作業療法の大切さや意義を利用者の保護者や関係者に啓発し、実施を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリテーション室、マット、手のリハビリテーション器具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
会長:男性、70代、施設長:女性、30代
理学療法士:女性、20~30代、3名
言語聴覚士1名 ほか職員
活動対象者
利用者:3~30歳の障害児・障害者、約60名
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要請に基づく
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請に基づく
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使用されている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。