要請番号(JL47523A03)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
北スース観光専門職養成学校
3)任地( スース県ハマムスース市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、観光専門職研修機関(AFMT)管轄で、1979年に創立された観光業に特化した専門学校である。同種の専門学校は、チュニジア全土に8つあり、同配属先はチュニジア中部のリゾート観光地ハマムスース市に位置する。同校には、料理、レストランー・バー、製菓、ホテル受付、フロア・ランドリーなどの学科があり、2年で修了する。また学生の多くは同敷地内の寮で生活をしている。年間予算は約850万円。過去に他県の同様の学校に料理隊員が派遣されていたことがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チュニジアにおいては、観光業はGDPの8%を占め、経済の最も重要な産業の一つで、2019年には約950万人の観光客を受入れている。その中で、同配属先が位置するハマムスース市は、隣接するスース市から続く海岸沿いの地中海ビーチリゾートとしてヨーロッパ人に人気の観光地であり、大型リゾートホテルなどが立ち並ぶ。配属先もまたその一角に位置している。新型コロナウイルス感染拡大により、チュニジアの経済を支える観光業は大きな打撃を受けたが、2022年にはコロナ以前の水準まで(1月-10月 540万人)観光客数が回復してきている。今回は、外国人観光客に人気のあるアジア料理、特に日本料理を提供できる人材育成を目指して、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先において同僚教員と共に、以下の業務を行う。
・料理コースの学生や同僚教員を対象に、日本料理やアジア料理に関する調理技術の指導を行う。
※地元の食材や限られた材料を利用するなど創意工夫が期待されている。
・学生や同僚教員に対し、適宜調理機材・器具管理や衛生管理に関する助言を行う。
・製菓コースの学生や同僚に、日本・アジア的なお菓子の技術指導ができるとなおよい。
・(余裕があれば)ホテル業務で使用する簡単な日本語クラブの活動も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用調理室、製菓用実習室、設備一式(冷蔵庫、冷凍庫、レンジ、オーブン、ガスコンロ、その他調理器具一式)、実習用レストランなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校長 各課教員(観光専門科教員以外に、仏語、英語、ITなど)・事務員などスタッフ 57名
活動対象者:
料理コース教員4名、製菓コース教員2名
学生 約150人男女比約半々 18歳~28歳
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:業務上あれば望ましい
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(8~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活や活動は基本的にフランス語の使用となるが、活動については高い英語能力があれば、英語でも可能。