2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47524A04)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題省

2)配属機関名(日本語)

ケルアン特別支援教育パイロットセンター
NGO

3)任地( ケルアン県ケルアン市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、主に4~24 歳の聴覚障害児及び障害者を対象にそのケアやリハビリ、基礎教育・就学支援(普通学級の補修や入学、編入・就学支援を含む)、情操教育、職業訓練等の活動機会の提供を通し、社会参加促進を目的として活動するNGOであり、2017年に設立されている。開所時間は、月~木曜日が8時~15時。金曜日が8時~12時である。年間予算は約1,500万円である。配属先には、過去4名の青少年活動隊員が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、主に聴覚障害児及び障害者に対し、各種支援や活動機会を提供している。そのうち、読み書き等の基礎教育や就学支援については、専門の指導員らが丁寧に行っている。また、ミシンや刺繍、銀細工や理容、PC操作等の各種職業訓練についても各々の指導員が担当している。他方、子どもたちの情操教育に寄与する活動については、配属先は依然として改善・発展の余地があると考えている。特に、絵画や手芸、切り絵や図画工作といった指先を使った取り組みやダンスや音楽(手拍子や足踏み等の振動を介して)等のアクティビティは、聴覚障害のある子どもたちにとっても着手しやすく、また創造性や感性の育みに効果的であると考えている。そうした活動への期待から今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①絵画や手芸、切り絵や図画工作、ダンスや音楽(手拍子や足踏み等の振動を介した)等の活動を企画、実施、運営する。
②その他、配属先が企画する各種行事やイベントに参画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、教材、遊具、PC、プロジェクター、各種職業訓練用具(ミシン、刺繍、銀細工、理容、等)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】:施設長:男性、50代
指導員:4名(うち女性3名、)、40~50代
言語聴覚士1名、手話指導員1名、PC指導員1、運動指導員1等
【活動対象者】:主に聴覚障害児及び聴覚障害者、約70名(全体のうち1割弱は軽度の知的障害児や知的障害者)、年齢層は4~24歳

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:配属先の要望に基づく

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望に基づく

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。着任後は、アラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。