2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47524A08)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題省

2)配属機関名(日本語)

肢体不自由者協会マハディア支部
NGO

3)任地( マハディア県マハディア市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属機関は、1967年に設立された身体・知的・重複障害児及び障害者を支援するNGOである。全国には約20の支部がある。本配属先であるマハディア支部は、1987年より障害児及び障害者の通所施設として運営を行っている。現在は3~30歳の約35名の通所者が在籍している。施設では、算数や国語等の特別支援教育や各種リハビリサービス、洋裁や革細工分野の職業訓練教育等が実施されている。年間予算は約40万円である。なお、2016年には当国日本大使館の草の根人間の安全保障無償資金協力の枠組みにより、大型バスが供与されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の障害者支援分野は、国営の組織・施設が未だに不十分な状況にあることから、本配属機関のようなNGOが社会問題省から補助金を受けながら、各々サービスを提供しているという現状にある。ゆえに、NGOが果たす役割は非常に大きい。反面、運営資金の調達やサービスの質を保つことに苦心している。係る事情から、JICAはこれまで当国の当該分野に多くの隊員を派遣してきた実績がある。同配属機関もまた、これまで9名の隊員を各支部で受け入れた経験があり、マハディア支部では2023年3月より作業療法士の隊員が1名活動中である。同配属先では理学療法士の技術レベルを向上させる必要があるため、今回は理学療法士の要請が出された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚らと協力し、以下の業務を行う。
①障害児の発達課題に合わせた技術指導、プログラムの提案、評価作成と実施を行う。
②より質の高い障害者支援サービスを提供できるよう、改善提案やワークショップの開催等を行う。
③障害者の就労支援に関する提案やワークショップの開催を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理学療法室、理学療法に関わる用具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:会長:男性、50代 施設長:女性 、40代
理学療法士: 男性 1名、 女性1名 作業療法士: 女性、1名
指導員(絵画、IT、手工芸担当等)の職員3名 支援学級指導員:2名
活動対象者:利用者:3~30歳の障害児・障害者、約35名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必要

[参考情報]:

 ・障害者の就労支援分野への関心・知識・経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(8~33℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地では、フランス語も通用するが一般的に口語においてはアラビア語チュニジア方言が使われている。正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。配属先で医療用語に関してはフランス語が使用されている。着任後は、アラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。