要請番号(JL50322A01)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
基礎教育省
2)配属機関名(日本語)
ントンペ・コマ小学校
3)任地( セントラル県マハラペ ) JICA事務所の所在地( ハボロネ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ントンペ・コマ小学校は、ボツワナ国の首都ハボロネから約200km離れたマハラペにある初等教育校である。1学年から7学年まで、約540名の児童が在籍しており、ボツワナ国が定める基礎教育課程を学んでいる。各学年基本3クラスずつ設置されており、コロナ禍の現在は基礎教育省の方針により各クラス原則最大30名までで運営されているが、今後また状況によりクラス児童数は前後する可能性がある。2021年の小学校卒業試験(PSLE)の合格率は58%であり、特に算数、理科の児童の学力向上が課題となっている。これまでにJICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボツワナ国の初等教育課程は、該当する就学児童に対して無償で提供され、就学率も90%以上と他のサブサハラ地域の国と比べて高い。しかしながら国際数学・理科教育動向調査によれば、ボツワナ国の理科・算数の学力は国際標準の平均以下であり、大きな課題となっている。ボツワナ国の基礎教育省もこの課題について認識しており、JICA海外協力隊による児童への直接的指導、教職員への教授法指導、日本の教授法の紹介、教材作成などの活動が児童の学力向上に繋がることを期待し、当該校へのボランティア派遣の要請となった。小学校卒業試験(PSLE)の合格率が習熟度の指標となっており、各校で算出される数値が具体的な改善目標として掲げられている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
1.主に算数と理科の授業において補助的な役割を担う。(理科の実験補助を含む)
2.教材研究・指導案作成・授業準備の補助を行う。
3.適切な評価教材作成の補助を行う。
4.同僚に対し授業改善のための助言を行ったり、簡単なICT操作などについて補助をする。
5.地域のモデルスクールとして確立するための活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす
PCは学校に2台しかないため、隊員や生徒の使用は現時点では想定されていない。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(女性)
教員(男女20名)
他サポートスタッフ(男女6名)
児童 約540名(男女)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教師が大卒のため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:現場での指導を行うため
(教員経験)3年以上 備考:クラス管理能力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)