要請番号(JL50323B05)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・能力開発省
2)配属機関名(日本語)
イトゥテン小学校
3)任地( ハボロネ市 ) JICA事務所の所在地( ハボロネ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イトゥテン小学校は、1960年代に設立された首都ハボロネ市内に位置する公立小学校で、プレスクール児童59名、1学年から7学年までの児童911名が在籍し、教員46名が勤務している。うち特別支援学級には、知的障害のある79名(6歳から18歳)が在籍し、資格を有する教員5名が教員助手等と協力して指導に当たっている。特別支援学級は初級クラス、アカデミッククラス、生活スキル・職業訓練クラスの3編成で、特別支援学級から通常学級へ編入する生徒もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育・能力開発省は、質の高いケアと支援サービスを通して全ての学習者の総体的な学習を支援し、インクルーシブな教育を提供することを目指して特別支援サービス部を設置している。しかし今のところ、多くの特別支援学級では教師の数が足りず、設備不足で現場の教師が様々な工夫を凝らして学習者の指導に当たっているのが実情である。そこで、障害児教育の専門知識があり、また多くの学習者が強い関心を示す洋裁や手工芸、園芸等の職業訓練や基礎的なIT技術の指導及び運営をサポートできる人材が必要となり隊員の派遣が要請された。公立小学校の特別支援学級への派遣要請は初めてである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、以下の活動を実施する。
・特別支援学級において、様々な障害を持つ学習者(知的障害、視聴覚障害、脳性麻痺等)への指導を支援する。
・教員と協力して学習者個々に応じた指導計画を作成し、実施する。
・政府の教育カリキュラムや指導要領、学習教材を学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する。
・生活スキルや職業訓練(洋裁、手工芸、料理、園芸等)、基礎的なIT技術(タブレットの使い方等)の指導を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:教員5名(特別支援教育学士過程を修了、女性4、男性1)、助手2名(女性)、アシスタント3名(女性)、卒業生サポーター10名
活動対象者:特別支援学級児童・生徒79名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員が大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導や指導計画を作成するため
(指導経験)2年以上 備考:
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・洋裁や手工芸、園芸等の経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後、現地語学訓練(セツワナ語)を実施。