要請番号(JL50323B09)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・能力開発省
2)配属機関名(日本語)
ルドゥマン小学校
3)任地( ハボロネ市 ) JICA事務所の所在地( ハボロネ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルドゥマン小学校は、首都ハボロネ市内に位置する公立小学校で、1学年から7学年までの児童802名が在籍し、教員約35名が勤務している。うち特別支援学級には、知的障害のある55名(7歳~17歳)が在籍し、資格を有する教員5名が教員助手5名と協力して指導に当たっている。特別支援学級は初級クラス、アカデミッククラス、生活スキル・職業訓練クラスの3編成で、特別支援学級から隣接する通常学級へ編入する生徒もいる。また、生徒の中には障害者バレーボールのナショナルチームに選ばれた生徒もおり、スポーツ指導にも力を入れている。特別支援学級の校舎は、日本大使館「草の根・人間に安全保障無償資金協力」で建設された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育・能力開発省は、質の高いケアと支援サービスを通して全ての学習者の総体的な学習を支援し、インクルーシブな教育を提供することを目指して特別支援サービス部を設置している。しかし今のところ、多くの特別支援学級では教師の数が足りず、設備不足で現場の教師が様々な工夫を凝らして学習者の指導に当たっているのが実情である。そこで、障害児教育の専門知識があり、また多くの学習者が強い関心を示すアート(ビーズワーク、図画図工、陶芸、染色)、調理、洋裁、園芸等の職業訓練の指導をサポートできる人材が必要となり隊員の派遣が要請された。公立小学校の特別支援学級への派遣要請は初めてである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、主に以下の活動を実施する。
1.特別支援学級において、様々な障害を持つ学習者(発達障害、自閉症、ダウン症)への指導を支援する。
2.政府の教育カリキュラムや指導要領、学習教材を学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する。
3.生活スキルや職業訓練(ビーズワーク、図画図工、陶芸、染色、園芸、洋裁)の指導を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教員5名(特別支援教育学士過程を修了、女性4名男性1名、30代~40代)、教員助手5名(女性、30~40代)活動対象者:特別支援学級児童・生徒:55名(7歳~17歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員が大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実技を通した指導が必要なため
(指導経験)2年以上 備考:
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後、現地語学訓練(セツワナ語)を実施。