要請番号(JL50324A04)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・能力開発省
2)配属機関名(日本語)
モレミ第三小学校
3)任地( ノースウェスト県マウン ) JICA事務所の所在地( ハボロネ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モレミ第三小学校は、ボツワナ北西部の人口約8.5万人の街マウンに位置し、1930年代に県内で初めて設置された小学校である。現在、1学年から7学年まで児童992名が在籍し、教員43名が勤務している。うち特別支援学級には、障がいのある7歳から18歳の学習者131名が在籍し、資格を持つ教員10名が教員助手10名と協力して指導に当たっている。特別支援学級は初級(生活スキル)、プレアクティビティ(幼児教育で習う内容)、アカデミック(算数、英語等)、職業訓練の4つのレベルに分かれ、様々な障がいのある学習者(自閉症、ダウン症、脳性まひ、ADHD、学習障害)が一緒に学んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育・能力開発省は、質の高いケアと支援サービスをとおして全ての学習者の総体的な学習を支援し、包括的な教育を提供すること目的に特別支援サービス部を設置している。しかし、多くの特別支援学級では教師の数が足りず、設備不足の中、現場の教師が様々な工夫を凝らして学習者により良い指導ができるよう努めている。モレミ第三小学校でも、教室不足から1つの教室を2つのクラスがシェアしている。職業訓練クラスでは、卒業後に自分で生活の糧を稼げるように、洋裁、編み物、美術、園芸、調理、洗車等を指導しており、特に洋裁や編み物の指導を支援する人材が必要となり、ボランティアの派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、以下の活動を行う。
1.特別支援学級において、様々な障がいのある学習者(自閉症、ダウン症、脳性まひ、学習障害、ADHD)への指導を支援する。
2.政府の教育カリキュラムや指導要領、学習教材を学習者の発達状況やニーズに合わせて調整する。
3.生活スキルや職業訓練(洋裁、編み物、美術、調理)の指導を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、イス
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚::教員10名(特別支援教育学士過程修了、男女28歳~34歳)、教員助手5名(男女)
活動対象者:特別支援学級児童・生徒131名(7歳~18歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚教員が大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現場で指導するため
(指導経験)2年以上 備考:現場で指導するため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前語学訓練では英語、現地語学訓練ではツワナ語を学習する。(どちらも公用語)