【配属機関概要】

3）任地（ ディレダワ特別市 ） JICA事務所の所在地（ アジスアベバ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ディレダワ特別市は首都アジスアベバ市と並ぶエチオピア連邦政府の直轄特別市であり、配属先はこのディレダワ市役所の中にある。ディレダワ市で起業、自営している個人・零細・小規模事業者を支援する組織でマイクロファイナンス、起業のための助言、マーケティング、起業に必要な技能訓練などの相談、支援、実施による生計向上を支援、および雇用の創出促進をしている機関。また「女性零細・小規模起業家開発プログラム(WEDP: Woman Enterprise Development Program)」に対しJICAは財政支援している。年間予算5,862万ブル(約2.9億円)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先はディレダワ市の個人・零細・小事業自営業者に対して雇用創出/促進、ビジネスにおける相談等、所得向上、事業拡大のための様々な支援を行っている。ただ、エチオピアという経済発展途上にある一都市における配属先職員の意識改革は容易でなく、またビジネスに関わる新たな発想が生じない現実がある。ディレダワ市はエチオピアへの輸入物資が到着する隣国ジブチからの物資運搬途上の要衝都市であり、商業都市となっている。これらの環境において先進国のビジネス経験と知識のあるJICAボランティア(JOCV)が要請され本要請時に1名が活動中であるが、同JOCVの活動の評価が高いことから継続して日本人ボランティアの要請がなされた。同JOCVの活動を必ず引き継ぐ必要はないが各課(マーケティング、農業、製造業、商品開発、建築業、職業訓練等)の担当者と連携、ビジネスアドバイザー的な立場で様々なアイデアや提案が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

都市雇用促進・食糧庁の担当者や同僚とともに個人・零細・小規模自営業者に対して以下の活動を行う
1.個人・零細・小規模自営業における現況調査
2.1.に基づくマーケティング
3.個人・零細・小規模自営業者の業種による市場競争力のある商品作りの提案(国内市場を視野)
4.同業種間、異業種間それぞれのネットワーク構築ワークショップ開催
5.配属先スタッフの能力向上に係る業務(PCワーク、マーケティングアプローチ等)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所内デスク、プリンター等

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚: 担当 1名 (修士)
担当 1名(博士)
その他業種分野に係る担当者

対象者:個人商店主及び同僚

【資格条件等】

[参考情報]：

　・マーケティングや販売促進の業務経験

【地域概況】

【特記事項】