要請番号(JL50618A02)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・農村開発省
2)配属機関名(日本語)
ティグライ州農業・農村開発局普及部
3)任地( ティグライ州メケレ ) JICA事務所の所在地( アジスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ティグライ州の農業行政の中心となる機関で、州内の県・市町村の農業事務所を通した農業技術の普及、資機材の供給、農産物の市場開拓、農業協同組合の支援等を行っている。普及部では、収穫後の農産物を有効活用するための保存方法や加工技術の普及等を業務としている。同局では、JICAによる草の根技術協力プロジェクト「農作物多様化・改良農業技術促進事業」が行われていた。(2015年6月終了)。KOICAボランティアのグループ派遣やIFAD(国際農業開発基金)の資金援助等も受けている。局全体の年間予算は約2,000,000USD。2017年1月から2年間の任期で1名のJOCV(マーケティング)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピアの農業従事人口は全体の85%、GDPに占める農業生産の割合40%以上である。農業分野は最重要セクターとして位置付けられているが農作物は多様化されているとは言い難い。同州の主要農産物はソルガム、テフ、大麦、小麦、メイズや豆類であるが、これらの農産物の平均生産量は0.8トン/haと全国平均である1.2トンより低い。生産性を向上させ、食糧自給率を上げるため(食糧安全保障の向上)JICAは草の根技術協力によりコメに代表されるより生産性の高い代替作物の普及や保存・加工技術の導入を進めてきた。また農家の生計向上に係る様々な新しいアイデア導入のため本要請時に1名のJOCVが活動中である。同JOCVは農産物の長期保存や加工等付加価値による農産物・家畜産品(及び加工品)の販売促進および販路開拓への支援を行っているが、アイデアの斬新さを高く評価されており継続してJICAボランティアの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚職員とともに、州内の農産物、家畜産品及び加工品の市場調査および販路開拓への支援を行う。ボランティアの知識・経験に基づき、下記のような活動案が考えられる。
・農産物収穫後ロスを削減する保存方法への支援
・農産物の長期保存及び販売を促進するパッケージの開発・提案
・ジャムやソース、米や米粉を使った新たな加工商品等の提案
・家畜産品の売渡し単価アップのための加工技術提案 等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室
4)配属先同僚及び活動対象者
副局長:男性
同僚職員:男性、経験15年
普及員、地域周辺農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農業関連の生活向上・改善への知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)