【配属機関概要】

3）任地（ ティグライ州 メケレ ） JICA事務所の所在地（ アジスアベバ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

エチオピアの小学校は8年制(日本の小学1年から中学2年に相当:概ね7-17歳)。ティグライ州の州都メケレ市の市教育事務所が所管する7つのサブシティー(行政区)教育事務所のひとつにある小学校。このサブシティーには3校の小学校があり、本校はモデルスクールとなっている。創立は1945年。生徒数 約1,400名。教員数51名(内、理科教員9 名) 年間予算98,000ブル(約48万円)。JICAボランティアとして本校で1名が活動中。他に同市体育隊員(2016年度2次隊)およびティグライ州教育局理数科教育言改善課にシニアボランティア(2016年度1次隊)が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

これまで理科教育改善プログラム(SMASEE)のパイロット地区としてアジスアベバ、アムハラ州およびオロミア州で展開してきた理科教育グループ型派遣において特にアジスアベバの市教育事務所で展開してきた教育事務所と学校現場の連携で現地教員の能力向上の効果が徐々に出始めていることから、これまで個別に学校から理科教育隊員の要請はあったもののパイロット地区でないために理科教育ボランティアを派遣していなかったティグライ州へ理科教育ボランティアを展開することとした。州の教育局理数科改善課にシニア海外ボランティアを派遣し、州教育局、市教育事務所、各学校と連携を取ることで現地教員の理科実験能力改善の相乗効果を期待した派遣であるが現在活動中の青年海外協力隊(JOCV)の評価が高いことから継続派遣に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

小学校高学年(7-8年生)理科教員と共に以下の活動を行う。
・理科教員が行う理科実験の準備補助、支援
・教員が行う理科実験を助言する
・理科実験授業において教員と協働し、説明や実験目的などで教師が不足している部分の助言を生徒に行う
・現地で入手できる材料で製作する実験器具について率先垂範して指導する
・理科教員への実験および実験授業についてのセミナー、ワークショップを開催する

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室、最低限の実験器具、試薬(ビーカー、試験管、ガスバーナー:ただし絶対数が不足している)

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚教員:9名(Diploma以上)
対象者:理科教員9名、高学年の生徒(概ね13-17歳)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・薬品や器具の知識、実験の経験と知識

【地域概況】

【特記事項】