要請番号(JL50619B03)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・農村開発省
2)配属機関名(日本語)
ティグライ州農業・農村開発局
3)任地( ティグライ州メケレ市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.8 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はティグライ州の農業行政を担当する機関で、州内6県(35郡、約720村)を管轄する。州内の県事務所、郡事務所をとおして農家を対象に農業技術の普及、資機材の供給、農産物の加工技術普及・市場開拓および資金貸付等の業務を担っている。3部局で構成されており職員数は約600名、年間予算は約242,000,000エチオピアブル(約946,000,000円)。
2019年1月までマーケティング隊員が活動していたが、コミュニティ開発隊員の派遣は初代となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピアにおいて農業は、従事者が総人口の70%以上を占め、また、GDPにおける農業生産の割合は40%を超える主要産業であり、農業開発分野は最重要セクターとして位置付けられている。しかしながら、大半の農業従事者が自給的な小規模農家であり、効率的に農産物品による収入が得られているとは言い難く、任地であるティグライ州も同様である。同州の主要な農産物はソルガム、テフ、大麦、小麦等の他、養蜂による白ハチミツ、ゴマ、畜産物品(牛皮、羊皮等)であり、特に白ハチミツは特産品である。配属先は州内の農産物品の販売促進による農家の収入向上を目指しており、年1回の農家へのセミナーや農家の巡回調査、市場開拓に取り組んでいる。同配属先には2019年1月までマーケティング隊員が活動しており、白ハチミツや羊皮(シープスキン)製品の販路開拓に取り組んでいたが、継続的な隊員の派遣を要望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、以下の活動に取り組む。
1 農家、農産物品(白ハチミツ、ゴマ、羊皮等)の現状調査を行う。
2 配属先が持つ市場や販路の情報を把握する。
3 上記の結果をもとに、農家に対して農産物品販売促進に向けた生産方法、販売方法等のアドバイスを行う。
4 配属先が実施するセミナー等への助言、実施支援。
*また、同じ建物内にある農業協同組合局や県、郡の農業局との協働も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
州農業局副局長:大卒、40代、男性
農産物マーケティング課長:大卒、40代、男性
マーケティング課職員:6名、男性、大卒、経験15~20年
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:配属先人材とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・商品開発や販促やマーケティングの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
当国の政府機関では、隊員に業務を割り当てることは少ないため、自分から積極的に行動することが必要である。
生活使用言語:ティグライ語
電気:不定期であるがほぼ毎日、3時間程度停電。 水道:不定期であるが平均すると週3日程度、断水。