要請番号(JL50621A02)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・社会政策省
2)配属機関名(日本語)
エチオピア盲ろう協会 (ENADB)
NGO
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
現地NGO法人であるエチオピア盲ろう協会(ENADB)は、全ての盲ろう者の尊厳の保持と彼らの社会参画および機会均等を促進するために2005年に設立された。職員数は15名。エチオピア国内では、盲ろう者として登録されている312名を対象に、首都を含む4つの州にて、ライフスキルトレーニング・収入向上活動・就業支援等を提供しているほか、盲ろう者に対する社会認知度を高めるための活動を実施している。政府発表の盲ろう者数は上記の通り限られてはいるものの(2019年10月時点)、団体による確認ではそれ以上となっているところ、現時点での年間740万円の予算規模も今後拡大していく見込みである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同団体は、予算が限られている現状から、スタッフ人件費やスタッフ育成を目的とした研修費用など、組織運営にかかる経費への拠出が困難な状況にある。その結果、団体に所属するスタッフの知識や能力は乏しく、NGOが理想とする事業運営や組織管理業務が円滑に実施されていない。隊員には、同団体が実施する裨益者向けの研修での計画やファシリテーションにかかる助言ほか、事業立案(資金調達)、実施(モニタリング)、評価(事業報告業務)の事業管理全般に対する改善案の提案が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
NGOスタッフ(企画部門)の一員として、以下の活動を行う。
1.ENADBの事業概要、組織概要を把握する。
2.裨益者向けの研修に参加し、課題を抽出、研修実施計画を改定、ファシリテーターに共有する。
3.事業地を訪問し、(報告書に記載すべき)成果や事例を担当者に伝授する。
4.事業報告書の内容を確認し、改善点を指摘する。
5.資金調達先を探し、担当者とともに助成金申請書を作成、資金調達先と調整をする。
6.プラクティスに基づき、資金調達ガイドラインを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、机・椅子、プリンタ、文房具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
プログラムオフィサー、男性、30代、大卒
活動対象者:
トレーニングセンター長、女性、20代、大卒
盲ろう者312名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)社会科学 備考:配属先の希望による
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・プロジェクト運営経験4年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・配属先は日本大使館の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」スキームの利用を希望。
・活動言語および生活使用言語はアムハラ語となる。
・水道は平均週に2日程度断水。・電気は毎日平均3時間程度停電