要請番号(JL50621A06)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦教育省アディスアベバ市教育局
2)配属機関名(日本語)
ジェモ小学校
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都アディスアベバのコルフェ・カラニオサブシティにある公立小学校。生徒数約4500名、職員数は137名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられている。理科の授業は、Grade6までは1科目、Grade7~8では物理・化学・生物に分かれて実施されている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。同校からは算数教育にかかる小学校教育隊員の要請も出されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア政府の教育方針では、理論偏重の教育からより実践的な教育への転換を目指している。しかしながら教育現場では、教員の実験に関する経験・知識不足や教材の入手困難から依然として板書中心の授業が主流であり、実験・観察を取り入れた実践的な理科授業の普及が課題となっている。首都にある配属先には一定の薬品・器具がそろっているが、教員の経験不足などから教科書に載っている実験・観察が十分に実施できておらず、生徒の理科に対する理解度が低いことが課題となっている。隊員には、現地教員に対する研修会の実施や現地教員による生徒中心の理科授業の実施を支援し、生徒の理科に対する理解度を高める活動が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚を対象に下記の内容を取り入れた研修会を実施する。
・薬品・器具の取り扱い方
・実験や観察を取り入れた指導方法
・生徒中心授業の考えを取り入れた指導方法
2.中学校1~2年生に相当する生徒を対象にし、同僚とともに積極的に実験や観察を取り入れた授業を行う。
3.放課後のサイエンスクラブへの支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室および準備室、薬品、器具:試験管、フラスコ、ビーカー、顕微鏡(数は少ない)、人体模型など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長:男性40代
同僚:ラボテクニシャン1名(20代 女性、大卒)
理科科教員21名(20~30代 大卒または院卒)
活動対象者:Grade7~8(中学校1~2年生に相当)の生徒:約60人/クラス、各学年8クラス
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先学歴レベルとの調和
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動使用言語および生活使用言語はアムハラ語となる。
・水道は平均週に2日程度断水。・電気は毎日平均3時間程度停電。